twitterやfacebookに参画するようになって、かなり月日も経ちました。
まだまだ十分使いこなせているとは言いがたいのですが、SNSのすごさや一方であやうさみたいなものを実感するようになりました。
まずはすごさ
いま、香美町若者まちづくり懇話会という町が主催する会議があり、昨年から、メンバー間でtwitterとfacebookを利用し始めました。
会議は概ね、1ヶ月に一度ぐらいの頻度で開催しますが、最初のうちは、あまり意識はしなかったのですが、SNSでのつながりによって、その1ヶ月の間を埋める役割を果たしているなと感じるようになりました。
会議に臨む場合、やはり相手の人となりを理解しているというのは、とても重要なことです。しかし、会議はあくまで会議の場であり、決められたテーマ、議題を論じなくてはいけません。従来であれば、まずは飲ミニケーションから初めて、その人とナリを理解するという場面があったと思いますが、SNSはある程度、それを補完する役割を担っています。
○くんの好み、興味、信念などなど…そういったことがtwitterやfacebookで予め理解できていることで、すっと議論に入ることができるのは、まさにSNSのなせる業です。
そして、ときに、SNS上で議論をすることも可能であり、メンバーひとりひとりの意識の高さというのはもちろんありますが、香美町若者懇話会の議論というのは、普通の会議に比べても相当深いところで議論をやっている気がします。
一方で危うさ
やはり、SNSはそうはいいながらも、バーチャルな世界のものであります。いくら文字で感情を表そうと思っても、そこには限界があります。
そしてまた、実際に相手と対峙することによってある種の緊張感みたいなものによって、ヒラメキやアイデア、あるいは議論の掛け合いによって産まれる相乗効果があり、これはSNので絶対になしとげられないものです。
要するところ、これらの特性を理解して、うまくリアルとバーチャルを使い分けることで、時間を効率的に使って、一つの物事を成し遂げていくことができるのだと思います。
SNSをまったくやらない人が、よくその危うさだけをみて、否定的に語る人もいるし、またSNSの良さだけをみて、それがこの時代に必要なコミュニケーションのすべてと思っている人もなかにはいますが、どちらも長所短所をもちあわせているので、それをうまく使い分けできることが重要なんだと思います。