車業界では、車が売れないと嘆いているようです。
若者のほしいものの象徴、あるいは富の象徴として、車が存在していました。
でも、いまは車をほしいという若者が減ってしまっているそうです。
車は移動のための手段であればいいと思う人が増えているようです。
若者だけではありませんが、総所得が減り、それを追い求めていると、他の必要なものも削らないといけないので、いまの所得にあった自分らしい生き方を模索している結果として、そうなっていったんじゃないかと思います。
家も、いまやその対象らしいですね。
幸せの象徴たるマイホームを欲しいと思う人が減っているそうです。
逆にいうと、モノではなく、概念というか、形がなくとも、「絆」「安らぎ」などが感じることができる世代といったほうがいいかもしれません。
若者のお金の使い方の特徴の一つが豪華一点主義というか自分が価値があると思ったものには惜しげも無くお金を投入する傾向にあるそうです。
しっかりとした概念、「人」が人らしく生きられること、そういうものをしっかりと訴求していく、そういうサービスや商品を作っていかなくてはいけないとということなんでしょう。
価値は常に変化し続けていますね。
しっかりとその根本たる部分を見極めて、しっかりとしたアプローチをしていきたいものです。