ブータン国王が、来日されているのは、みなさんも周知のことと思います。
昨日は、国会議事堂でのスピーチ
【下記でその様子みれます】
なにか、本当に愛と信念に道溢れているなーという気がしました。
Gross National Happiness 国民全体の幸せと感じる量が最大化するような政策が、この国家の中心です。
人口70万人で、人口密度は18人/㎡で、香美町の人口密度は55人/㎡ぐらいですから、但馬よりももっと、田舎といった感じでしょうか?(国土は、九州全体と同じぐらいみたいです)
国王の国会での立ち振る舞いは、国家の長と呼ぶにふさわしい、威厳に満ちたものでした。
国民の幸せを本当に心から願い、実践をしているというそういう自負心が、そういう凛とした姿であるように感じました。
かつて、京セラの稲森氏が「物心両面の幸せを追及する」と言ったように、物質的豊かさを享受することも幸せの源の一つには違いないとは思いますが、より心の充足にフォーカスした国家運営には、私たち地方の人間も多いに学ぶべきことがあるように思います。
同じ日本とはいえ、大都市と地方は、やはり文化や生業は違います。私たち地方の人間は、やはり、ブータンのように、心の充足にもっとフォーカスした行政の運営を行なっていくことが重要ではないでしょうか。