「地域力」という言葉がありますが実はその定義は、とてもあいまいだと思います。
ある人は消費人口の多さかもしれませんし、ある人は、インフラの充実度という人もいるかもしれません。
私は、この地域力を人と人との連携の強さと定義づけたいと思います。
田舎は良きにつけ、悪きにつけ、いろんな人の顔が見えやすいといえます。
そして、その人の特技や職業、そういったものもわかることが多いのです。
便利なサービスはここにはないかもしれませんが、いろんなことが気軽に頼めるという点においては、これほど便利な地域はないのかもしれません。
少し話は変わりますが、村岡ダブルフルウルトラランニングというマラソンイベントを毎年村岡ではやっていますが、年々参加者は増加しています。
参加した方々が口々におっしゃるのは、「村岡の人はあったかい」「応援がすばらしい」といったことです。
ボランティアに関わるスタッフ、応援する人たち、町をあげてやるわけです。
すべての人が、マラソンに興味があるわけではないと思います。近所の誰さんが出場するとか、近所の誰さんが、ボランティアにでるから、そういう連帯とか連携がここにはあるわけです。
これこそが、私たちの最大の長所なのだとおもいます。
この連帯をもってすれば、極端な話どんな局面でものりきれるような気がします。
昨日まで開かれた、バレー大会に関わって、その気持ちをより一層強くしました。