世にある企業が、最初から大きかったということはありえなくて、最初は一人二人から零細の企業として誕生しています。
でも、だんだんと大きくなり、わずかな期間で、世界的企業になっていく例も多いと思います。
私たちは、いまの企業の形をみて、それがあたかも過去もそうであったようにとらわれがちですが、そんなことはないはずです。
その中で働く人も、やはり最初からそうであったかというと、そんなことはないわけです。
仕事を通じて、成長の機会があり、その機会を最大限活かして、成長していったということなんだと思うのです。
だから、今のその人の実力を見て、それで、すべてだと思ったらそれで終わりだと思うのです。
いまの実力がどんなに乏しくても、人は無限の成長を遂げられるものだと思います。
そういう可能性を見れるか見れないかそういう違いだと思います。
組織で仕事をしていると、
「あいつはダメなやつだ」
「あいつは何もわかっちゃいない」
ついついレッテルを張ってしまいがちです。
でも、そう思っている自分ですら、最初から全てのことができたわけではなく、実力も乏しかったことを棚にあげて、人に言う資格なんてないのです。
とにかく人の成長が企業の成長の全てです。
そんなことを自分にいい聞かせ、仕事を最大の機会にして、人の成長の一助になれるようにしていきたいと思います。