ほとんどテレビをみない私ですが、日曜日にたまたま高校生クイズ選手権をみました。(というよりみてしまったというほうがただしいかも…)
突出した知識をもった高校生たちが、果敢に難問に挑む姿をみて、すげーやつらがいるもんだ…と思ったのと同時に違う疑問をもたげてきました。
この天才たちの未来はどうなんだろう…と。
勝ち残っていく高校生たちは、難関高校に在籍するいわばエリート達。
おそらく、東大や京大をめざしていく人たちだ。
僕ら凡人がいくら批評をしたところで、単なるひがみにしか聞こえないかもしれませんが、しかし、彼らエリートが本当に社会の中で重要なポジションを担って頂くには、そういう難しい難問を解くことのできる頭脳以外に、いかに他の人と共同で仕事をなし、チームとしての成功を結び付けられるかというリーダーシップも必要と思います。
本当に皆からの尊敬を集めるのは、頭脳の良さではなく、社会から一番信頼される人と人との関係性だと思うからです。
歴史上の人物で偉大なる人は、そういうことが抜群に長けています。
そして、それは、素質だけではなく、トレーニングによっても強化されることのできるものであり、そういう難関校でエリートたちを輩出しようとするならば、ぜひそういう教育も合わせて行っていただきたいものです。
そうなれば鬼に金棒です。
なんとなく、彼らを見て、機械的に思えてしまったのは、僕だけでしょうか。