昨日は、我が京都産業大学スキー部の恒例の追い出しコンパでしたが、いつもと違うことが一つだけありました。
長年スキー部のために尽力してこられた後藤先生が退官されるということで、その謝恩も兼ねての追い出しコンパで50人近くのOBOGが集結されていました。
京産大スキー部の誇りは、後藤先生の薫陶をしっかりと受け継いているところと言っても過言ではありません。
先生は、文武両道を常に言っておられました。
うちの大学では、スポーツ推薦で入学する学生は多数いますが、オリンピック出場選手ぐらいしか学費免除がないらしく、合わせて、いくらスポーツで活躍しても、それによる授業やテストで、免除されることもほとんどありません。
大学そのものが、『スポーツバカをつくらない』『社会に役立つ人を輩出する』という徹底されています。
そしてさらにスキー部では徹底していて、部内で、週一回の勉強会をひらいて、さまざまな勉強を実践してました。
KJ法の理解とか、英語の習得とか、学年を越えて、ゼミみたいなことをやってました。
私も広報と言って年1回発行する部誌の作業担当者になり、そのときにパソコンのブラインドタッチを覚えました。
学生の頃は正直、なんでこんなことをと思った時期もありましたが、いま自分が仕事をする立場になり、後藤先生のおっしゃっておられたことが、ほんとに骨身にしみるぐらい理解できます。
こんな理念をしっかりと受け継ぎながらも、部はいまや男女共に一部校として定着しています。
ほんとうにすばらしいこと。久しぶりに、現役の活躍ぶりも拝見できて、いろいろと感じることができました。
ほんとうに、後藤先生には、長年スキー部を支えていただきまいたことこの場を借りてお礼申し上げます。
おつかれさまでした。