また、相撲界で八百長疑惑がもちあがっているようですね。
長年、私が所属する青年会議所では、わんぱく相撲をやって、国技館で相撲をとることを子供たちに夢を与えることをやってきていました。
果たして、このドタバタ劇が子供たちにどう映っているのかと思います。
先日、新聞の記事でサッカーで日本一になった滝川第二高校の監督のインタビューが掲載されていました。
詳しいことは覚えていませんが、『勝つことはもちろん大事だが、高校スポーツとして、しっかりとした人間性を身につけること』というようなことを応えていました。
全てのプロスポーツがショービジネス化していく昨今ですが、単に見て楽しいということだけで、人はスポーツに魅了するわけではないと思います。
社会人としてもほんとうにすばらしい言動ができる人間性に多くの人は惹かれるのであり、そこに、金銭的価値も産まれるというものです。
となれば、いわずもがな相撲界の出来事は、非常に重く受け止めなければいけないと思います。
伝統とか、格式とは、単に歴史があるのではなく、そういった精神的に優れた人が切磋琢磨するところに、そういうものが維持し発展されていくものです。