二宮金次郎さんの名言ですね。
昔は、二宮金次郎さん、かっこ悪いと思っていました。
若気のいたりでした。
いまは、この言葉とても沁みますね。
とても深い言葉だと思います。
このあとに以下が続きます。
『それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有るなり。
近きをはかる者は 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯(ただ)眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。』
問題はどこまで遠くを見通せるかということでしょう。
二宮尊徳さんの言葉を借りれば百年後を思って、いまできることをやるということですよ。
いまの科学からいっても百年を生きれる人はそうはいませんよね。
つまり自分の死んだあとを創造していまを生きるということですよね。
利他の精神もここまでいってこその本物ということでしょう。
僕はこのことを思うに、おそらく100年後のことを思い、それに従って指針であれば、おそらく万事がうまくいくということだと信じています。
人間、報われない人はいないはずです。100年先を思って行動する人には、力があり重みがあり、ぶれない。
だから、どんどん、どんどんと輪がおおきくなる。
そんなイメージをもっています。
突然、インスピレーションのごとく、二宮尊徳のこの言葉が浮かんできました。よくわからないけど、今日でてきたこの言葉が今日の出来事の大きなキーワードなんでしょうね。