鳥取県で豪雪となった正月、今朝の新聞でもそのことをトップ記事として取り扱っていました。
記事の中で目を引いた部分がありました。
『立ち往生した人たちを支援する人もいた。1~4日は休業する予定だった琴浦町の喫茶店店主の陰山芳恵さんは元日から店を開け、車中の人に無償で温かいコーヒーとおにぎりを配った。夫の光雄さんも写真スタジを開けてトイレを開放した。「もう鳥取なんか来たくないと思わないでほしいから」(朝日新聞朝刊)』
いい話で涙がでそうになりました。
観光をつくっていくのは、観光協会や、観光地の人々だけではないのです。
地域の人全ての人が訪れる人にWELCOMEの気持ちをもって接しているかどうか…。
これが大事だと思います。
観光地でいくら楽しい思い出をつくっても、その途中で、いやな思いをしてしまえば、いっぺんにその旅行はぶっ飛んでしまいます。
観光に携わっていない人も観光をつくりあげているひとりひとりであり、そういう暖かい人がたくさんいる地域であれば、人こそが重要な観光資源になるのです。