ハチ北観光協会のエコツアーに参加(というより主催者として運営といったほうが正解ですが)しました。
いま、ハチ北ではというより私個人的な考えが大きいのかもわかりませんが、地域振興のひとつの目玉としてのエコツアーがあると思います。
エコツアーの言葉の発端になっているエコツーリズムですが、地域の環境や生活や文化を破壊せずに自然や文化に触れ、それらを学ぶことを目的に行う旅行、滞在型観光(wikipedia)をさします。
なぜ、工務店をやっている私がこの事業に関わっているかということなのですが、やはり、これからの地域のありかたを考えたときに、エコツーリズムほどその考えがマッチしているものはないからです。
エコツーリズムをすすめていくためには、まず地域にどんな資源があるのかをよく理解しなければなりません。
エコツーリズムの準備をすすめてきて、3年ほどになりますが、知ればしるほど、本当にハチ北の自然というものが、他のどこにも負けないすばらしいものであるということを理解できるようになりました。
そして、この自然のすばらしさを伝えるためには、それを伝える人を育成していかなくてはなりません。これはまさに、人材の育成そのものに他なりません。
そういったものをひとつひとつ積み上げていって、町により一層輝きを放っていくことが、いまもっとも地域に求められるものです。
そしてなおかつ自然が持続可能であるためには、同時に保全ということも視野にいれて活動を行って行かなくてはなりません。いまよりももっと素晴らしい自然になっていくためには、やはり人がそれをしっかりと見極めながら、ひとつひとつの方策を実践していかなくてはいけないのです。
まだまだ、十分な活動になっているとはいい難い面がありますが、少しずつ、伸ばしていけるようにしていかなくてはいけないと思います。