手前味噌ですが | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

昨日、神戸新聞但馬欄に掲載されました。

内容は、レストランの生ごみを肥料化して、その肥料を地元農家さんに使ってもらい、その農家さんのところの野菜をまたレストランで使うという、リサイクルループのおはなしです。


昔は田舎では、食べる手段として、畑や田んぼがありました。

家で出るし尿や残飯は畑に返し、肥やしにして、そこでとれた野菜や穀物をいただくというリサイクルループがどの家でも行われていたのです。

現代においても、コンポストなどを利用したりして、残飯を肥料に利用している人は多いと思います。


しかし、レストランやホテルなどいわゆる事業からとなるとそんなふうにもいきません。

規模にもよりますが、何百人、何千人が利用するとなると、その残飯の量は半端な量ではなくなってきます。普通はそれをコンポストみたいなもので処理することは不可能です。


となると結局、事業系の一般廃棄物として、収集運搬され、最終的には、ゴミ焼却場で処分しなくてはいけなくなります。

しかし生ごみは水分を含んでいるので、燃やすためには、重油等を使って燃やさなくてはいけません。また、燃やしたあとの残った灰は結局埋め立てに回ることになります。


但馬地方でも、和田山、豊岡それぞれに新たな最終処分場の建設話がでて、特に豊岡では、土地の話でもめています。

このゴミ処理では、行政の負担もかなり大きくなっていて、それは結局は、自分たちの税金という形で負担することになります。


いまのような話は、ゴミの最終処分先の決定においては、自分たちの生活に関わるので、関係する地元にとっては関心の高い問題となりますが、それは私たち市民の一人ひとりが作り出しているというkとおを認識している人は少ないと思います。


そこで、生ごみ処理機というものの登場となるわけです。

そして、それを利用すれば、肥料として資源として利用できるわけです。今回その取組に対して取材をしていただけたというわけです。


私は、ゼロエミッション、つまり町からゴミが一切なくなることができる社会ができれば、町はまた新たな未来を切り開くことができるのはないかと本気で思っています。

生活している以上、何らかのゴミ…みたいなものは出てきます。しかし、それがすべて何かの形で、いやゆる3Rができれば、それは資源なわけですから、もっと効率のよい社会ができるのではないかそんなふうに思います。