まぜればゴミ、分ければ資源 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

いま容器リサイクル法や、建設リサイクル法、家電リサイクル法などもののリサイクルの法制度がすすんでいます。

空き缶や空き瓶などは、わけるという習慣がだいぶ整ってきました。

これらと同様、食品も食品リサイクル法という法律が施行されていて、食品から出るゴミもリサイクルするような方向になってきています。


よく新聞などで、ビール工場など食品工場からでる食品廃棄物が、家畜のえさになっているとか、そういう話はでてきているのですが、まだまだ着手できていないところがあるの多いの、いわゆる残飯です。


食品工場の食品廃棄物がリサイクルがすすんでいるのは、同一品種を扱うので、廃棄物の質が均一化しているからです。


ところが、レストラン、食堂、ホテルなどの残飯はなかなかそういうわけにはいきません。それは、調理したくずは種々雑多であり、均一化できにくいからです。また生ごみであるがゆえに、長時間放置しておくと、悪臭を放ち、ストックしておくことが一般的には不可能です。

なので、その生ごみをそのまま堆肥化するというのは、人里はなれた山奥でするかしないと不可能です。もしそうであったとしても、カラスや獣などの害や、汚水などが、周囲に流出するなどの問題も発生します。

なので、業務用生ごみ処理機の存在意義がでてくるわけです。

生ごみ処理機は、厨房などの近くにおくことができます。その場で分解するので、悪臭を放つということもありません。

そして、処理されたものは、分解されたものですから、放置しておいても腐ることもありません。

ですので、衛生的であるし、そしてなにより最終的に土に返すことができるので、ゴミとしてではなく、資源として使うことができる…ここが最大のメリットといえます。


なので、生ごみに限って言えば、ゼロエミッションを達成することができるというわけです。昨日のブログでも書きましたが、ゼロエミッションを達成する地域ができたとき、町はまた別の新しい輝きを放つのだと思います。

この機械がその手段のひとつとなる可能性を秘めていると私は思っています。