がつんとなぐられるような体験 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

先日とある青年と話をしていました。(私もその一人のつもりですが…)

私「最近、どう?」

青年「どうってどう答えていいんでしょうか」

私「どんな反応が返ってくるかそれから考えようかと思って」

青年「そうですね。なんか以前あったような震えるような体験が最近ないです…」



震えるような体験というのは、彼が学生時代に、1500人ほどの人を集めてイベントをやったときのことです。

青年はそれから社会人になり、日々仕事をやる中で、その震えるような体験がないことを嘆いていました。


自分が、彼に聞いて、そこではっと気づきました。

確かに自分も最近震えるような体験がない…。


青年は続けます。
「別に楽しようとか、仕事がたいへんで逃げ出したいとかそんなんじゃないんです。心から震えるような感動、そんなことを経験したいんです。」


映画を見に行くとか、本を読むとか、それなりの感動は得られるはずです。でも本当の感動は、やはり自分の実体験の中で、ぎりぎりまで自分を研ぎ澄ませた経験をしたときに、あるもんだと思います。

そのためには、ある程度諸条件も整わなくてはならない。

彼の言葉はとてもずしりと私の心に響きました。