IT社会と、低炭素社会 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

環境問題が社会における一丁目一番地になってきました。


私自身もちょっと誤解していた面があるのですが、低炭素社会というは、なにか、もとの時代にもどることなのではないかと、どちらかというとネガティブにな面にとらえていたように思います。

たとえば家庭生活の中にあって、お風呂に入ったり、暖房や冷房などのエアコンを使ったり食事をしたり、あるいはオーディオを聞いたり、テレビをみたり、新しい文明の利器を得ようとすると、エネルギーを消費してしまうことになります。

暖房冷房などを使わないように「我慢」すると確かにCO2の排出を抑えることができるため、どうも低炭素社会というのは、時代に逆行するようにすれば、できてしまうような気がしてしまいがちで、そこが社会の中で低炭素というものがすんなり受け入れられていない部分であるように思います。


私自身もハイテク機器を扱ったりするのは得意ではないしもともと山の人間なので、他の一般的な人に比べても相当スローな生活を送っているようなところもあります。

しかし、ツイッターなどの最新のツール?を得るようになり、またこうやって毎日ブログを発信する自分が果たして一般的な人に比べてスローなのかというとそうでもないような気がしてきました。

こうやってパソコンに向かってキーボードをたたいていても、パソコンの電力は消費されていくわけですが、情報共有やコミニケーションがウェブで行われるようになれば、紙媒体で印刷していた紙の浪費が少なくなったり、あるいは直接会ってコミニケーションをとるために、会うという行為が何回となく車でおこなわれている回数が減ってそれでいて内容の濃いコミニケーションが一回で済むようになったりするなど、そういうふうな形に置き換わることができれば、それはまったく文明を退化させることなく、むしろ文明を進化させることで可能となるひとつの低炭素社会のあり方だと思うのです。

昨日もustreamのお話をしましたが、街の方で開催される各種のセミナーがこのどいなかでも気軽に見ることができれば、燃料を炊いてわざわざ街に出るために消費するエネルギーをパソコン一台の消費エネルギーだけで済ますことができるわけです。

低炭素社会の実現のためには、いままで以上にスローに生活していくように見直しをしていく一方で、こういうハイテクな社会をうまく取り入れるという両方の側面を同時におこなっていくことが必要なんではないかそんなふうに最近思いを改めることにしました。