4月7日ごろにこちらの方面で、桜が咲き始めたものの、それ以降に一気に寒くなったこともあって、ずっと散らずに咲いています。
本来であれば、さくらをみながら、なにかセンチメンタルなものを感じたり、日本でいいなーみたいな郷愁を感じたり、いるものようなときめきがないなーと感じて、なにかが違うなーと思っていました。
ははーん。
そうか!
一見さくらを愛でる気持ちというのは、うららかな陽気、鳥の泣き声、そーいう、さくらをとりまく環境も含めて感じているものだったんだということに気づきました。
つまり、目だけで感じるものではなくて、耳や、肌で感じる5感すべてが、感じ取っていくものなのだということだったのです。
これって実はものすごく重要なことのように感じます。
インターネット社会の中で、いろいろなものを知るということは容易にできるようになりました。しかし、それで、そのことを知ったというにはあまりに早計すぎます。
五感すべてが感じることで、脳の中に強烈なインプットがされるんだなーというなのだと思います。
これは提供する側もそのことをしっかりと認識していなくてはいけないと思います。
本物を提供するということは、五感すべてをふるわせるようなものにならなくてはいけない…あらためてそう感じました。