昨日は、PTAの総会があり、子供の授業参観も見学し、参加してきました。
実は、PTAには正直気がのらないところがあったのです。おそらく食わずぎらいというか、どんなところなんだろうという未知の部分があるので、そんなふうに思っていたのかもしれないけど、昨年に引き続き2回目ということもあり、以前のような気分は払拭されているような気がします。
PTA総会のあとに、学級でのPTAがあり、先生よりこの一年の指導方針について、いろいろとお話をいただいきました。
「あいさつをしっかりできるようにします。」
「お掃除をしっかりします。」
「みんなでなかよく協力してやります。」
読み書きそろばんの、学力をつける以前の、社会集団の中でやっていくための、基礎的な人としての習慣を身につけさせるということをお話されていたように思います。
お話を聞きながら、背筋の伸びる思いがしました。
なぜなら、それは、まさに会社で社員のみなさんに、少し言葉は子供向けか大人向けかの違いはあるにしても、言っていることと同じような気がしたからです。
そして、それは自分自身へのテーマでもあります。
あいさつをしっかりできるようになりましょう!とよく言っている自分自身が果たしてどれだけしっかりとしたあいさつができるようになっているか、日々反省、改善の繰り返しのような気がします。
おそらく、PTAへなんとなくいきたくない理由は、そんな子供に向けて語りかける言葉を自分の言葉として受け止め、自分自身のまだまだ人間として未熟な部分に向き会わなければならないということだったのかもわかりません。
子供も親の言ったとおりにはしない、親のやることをまねるという言葉がありますが、改めて、自分自身がよき大人になれるように努力をしなくてはいけないなと思ったのでありました。