アフリカでの話しだそうです。
アフリカのサバンナには、ライオンや像、しまうまなどさまざまな動物がいます。
現地の人たちは、生計のために、そういった動物たちを殺し、毛皮や牙などを、売ってそれを生活の糧にしていました。
しかし、当然のごとく、その動物たちを殺すと固体数が減ってしまいます。
アフリカの人たちは、動物たちを見せるエコツアーに切り替えたところ、その収益性は何十倍にも変化し、つまり、動物は殺せば一頭きりですが、見せるというツアーをすることによって、毎日毎日収益が稼げるようになったのです。
そして、より豊かな動物界の世界を見せるようにしようとするため、ゴミを拾ったり、種の保存のために活動するようになり、環境整備に努めるようになりました。
そうすれば、現地の人たちは、その魅力を失われない限り、毎日収益をあげ、食べていくことができるわけです。
つまりこれが持続可能な社会の一つのあり方です。
動植物を保護し、守っていくことが長い目でみて、人間の幸せになること…地域が活性化すること、これが大事なことなのです。
このアフリカでの話はそれぞれの地域にそのままあてはめることができると思います。
地域の宝を育てながら、ずっとそこから収益をあげられるようにすること、それが私の目標でもあり、これからの目指す地域のあり方です。