最近、イーウーマンというサイトにはまっています。
このイーウーマンですが、もともと女性の自立をテーマにしたサイトだったと推察するのですが、(ウーマンという名前がついていますからね)、別に私も男ですし、関係なく参加できるサイトになっています。
その中の、働く人の円卓会議というのがあって、毎週、6つの異なる議題が、提議されます。それに賛成か、反対かということを投票できるようになっていて、しかも、なぜそう思うのかということを、投稿することができます。
毎週、特に自分の中では、政治に関する問題のところを好んで選び、投稿するようにしています。
テーマを出題するのは、各界の著名な方でその方が、投稿した内容をピックアップしてとりあげてくれます。ピックアップですから、おそらく全ての投稿が採用されるわけではなく、それなりに論拠として説得力のあるものがピックアップされるのだろうと思います。
で、そこに、何度か取り上げてもらえる機会を得ると、自分としてもとてもうれしいですし、インターネットというある意味公の場で自分の発言をしていくわけですから、自分なりに責任のある発言をしなくてはいけないと思いながら毎回投稿しています。
このイーウーマンに参加するようになってから、新聞などの報道も自分なりにもう少し深いところまで考えながら読むようになってきました。
なかなか身のまわりで、相手に対して、政治的にどうとか発言する場面というのはないと思います。ましてや、防衛とか、国家とかそういうことをいうのは政治家だけであって、一般市民がそういうことを語るなんて普通ありえないと思います。
しかし、やはり国を作っていくのは、市民一人ひとりだと思います。
よく政治家のインタビューの中に、「国民の声をしっかりと聞いてそれを国政に反映する」という声を聞きます。政治家は市民の代表なわけですから、それは当然のことなんですが、声をあげる国民の質が低いままなら、それが多数決だからといって、それを鵜呑みにすることはできないはずです。
だから、市民レベルといえども、そういう思考力を身につけていくことが大事だと思うのです。
いまの政権与党は、特に国民目線というものに近いものをしていこうという政治ですから、とても身近なテーマが多いような気がしますが、本当にそれで国家としてなりたつのかというものをもっておかないと、ただじぶんさえよければよい、自分のまわりがよければそれで全てはうまくいっているという近視眼的な発想になってしまうような気がします。
もしよかったら、イーウーマンのサイトをのぞいてみてください。
そして、こういうちょっと知的な議論という遊びをいっしょにしていきましょう。(なんかイーウーマンの宣伝になってしまいました…)
イーウーマンのサイト