昨日の続きみたいな話になるのだが、何がそうさせてしまったのか、あまりに、自己責任能力が低下しているような気がしてならない。
なんでもかんでも、親が関わらなくてはならない学校教育のあり方に疑問を感じる。
それは、結局のところ、親が学校の先生を信頼できないからではないかと思う。
何か問題が発生すると、その管理責任を組織のトップに求める。
いま、何かあると、すぐに先生の責任が問われるらしい。そういう空気が支配すると、できるだけその責任を回避する戦略をとることになる。
何か問題があっても、わが子が問題をおこしていないかを問う前に、学校の先生が悪いといって責任をそこに求めるのだ。
子どもとて、自分の命は自分で守れるようにならなくてはいけないと思う。もちろん、子どもだから、大人に比べても格段に命を守れる能力が低いから、その分は社会が補完しなくてはいけない。
そういう気概を子どものときに身につけておかなければ、自分を守ること、そして地域や国を守ることもできなくなるのではないかそんな気がする。