にいる。 以前から、上勝町には、注目していて、ぜひ一度行って見たいと思っていたのだが、今回、セミナーというかたちで訪問が実現した。
上勝町は、過疎がどんどん進行する中で、なんとかしなくてはという横山さんという人が、葉っぱビジネスを思い立ち、高齢者の生きがい(仕事)づくりに成功した場所だ。
来て見てびっくり、我が村岡も相当田舎だと思っていたが、上勝町はそれ以上に田舎だった。
山の上のほうにも、集落があり、傾斜はきつく、主要県道から3kmぐらいはゆうにあがっていかないといけないような、車の離合もできないような場所に家があって、そこに生活があった。
そういう場所だから、このふるさとをなんとかしたいという思いが、はっぱビジネスの成功につながったのだろうと思う。
ちょうど、葉っぱの収穫とパッケージ作業をしている農家を訪れることができ、お母さんからお話を聞くことができた。
そして、そのお母さん曰く
『こんな楽しい仕事はないでよ』
と言っていて、その笑顔には一点の曇りもなかった。あの笑顔がきっと本音を物語っているのだと思う。
頭をがつんとなぐられた気がした。
自分達の足元にある宝をさがせば人は輝くことができる…。まだ自分の中に確信はないが、おそらく自分達のあしもとにもそれがあるはずだ。