成功者がいろんな本を出したりしてより多くの人にそのノウハウを伝えたりしようとするし、私のような凡人は、どうにかしてその成功のノウハウを得ようとする。実際、なんの手がかりもないよりかは、はるかに成功に近づく可能性はある。
しかし、ノウハウってものは、氷山の一角のようなもので、本当はそのノウハウの下側にもっと大きな全体像なるものがあるはずだと最近おもうようになってきた。
特にその成功のノウハウにたどりつくまでに、いろんな紆余曲折を経ていて、それがあって、真のノウハウをがその人には身についているはずだ。
別にその人が隠し立てをしているわけではなく、心の底から相手に対して、成功してもらおうと思って、ノウハウを伝えたとしても、やはりその人がそのノウハウにたどり着くまでに、得た失敗やそういう経験があってはじめてそのノウハウがシンプルな一つの言葉となって、発せられるのだと思う。
だから、そのノウハウというものを生み出すきっかけとなった背景を自分たちはより深く汲み取る努力をしていかなくてはいけないのだと思う。