よく筋が違うがゆえに、いろんなことがうまく運ばなかったりすることがある。
やっていることが正しくても、あいてに伝える順番を間違えたり、実施していく順番を間違えたり、僕も筋が違うがゆえに、失敗をしたことも一度や2度のことではない。
そしてまた、自分自身も相手から筋違いなことになったがために、不愉快な思いをしたりということもある。
最近、この筋道というのが真実とは別に重要であるなということを肌身で感じるようになってきた。
昔は、若気の至りか、自分が筋をちょっと間違ったからといって、真実が正しいのだからといって、その相手を批判したりすることもあった。
人というのは、感情のあるものだから、真実が正しいからというだけで、全てが片付けられるものではないと思う。
その人にもプライドがある。一つのものごとをなしとげるためにはより多くの人の協力を得られるもののほうがいいのであり、そのために、どういうカードの順番でやっていくかということを考え実行するということはとても大事なことのように思う。