ローマクラブが成長の限界という書籍を世に送り出したのが、1972年…。
自分がその『成長の限界』という考えを知ったのは、3年ほど前だったと思う。
そのときに、経済の成長には、限界があるということを知り、どう足るを知った生き方ができるのかとふと考えていたように思う。
しかし、また成長の限界がないものがこの世にあったことを知った。
それは人である。
物質的な成長というものは、永遠ではなく、物理の質量一定の法則でもあるように、地球上にあるものは、ただ形を変えているだけで、増えもしなければ、ヘリもしていない。
しかし人間の可能性にだけは、成長の限界がなく、永遠に人間は成長できるものなんだと思う。
当然、人は老いていくわけだから、肉体的な成長は永遠ではない。
人間の英知、気持ちはどこまでも成長させることができる。