いまプリウスの燃費は、10・15モードで38kmという公表値になっている。実際には条件にもよるが、よほど条件がよくないと、38kmを出すことは難しいだろうが、平地での走行に限れば、30kはクリアできるだろう。だいたい、普通のガソリン車であれば、まあよくて15、普通は12ぐらいというのが世間の燃費なんだと思う。
プリウスを何と比較するかによって異なるが、年に20000kmぐらいを走行する人であれば、燃費の差は年約10万円、5年で50万の差だ。
プリウスは最も安いグレードは210万円である。インサイトにいたっては190万…。ということは、購入時に、160万円の車を買うのと同じことになる。150万円の車を当初買おうといった思った人がプリウスを購入すれば、その時点では、50万円の負担増になるかもわからない。しかし、長期のスパンでみれば、いまいった負担50万円はチャラになるのだ。
これは、エコキュートだってそうだし、最新の冷蔵庫や、洗濯機だってそうだ。最新の機種はそれなりの価格がするが、光熱費が驚くほど安い…。
だから、単にこれだけ負担が増えますよ!といってもそこの部分が片手落ちなような気がするのだ。
金融機関もなんかそういうものを購入するためのローンの開発とかできないものかな…。