昨日、弊社の会長とちょうど、プチリフォームをしたI邸の現場確認に同行した。
このI邸は、会長が、西村工務店を創業して間もないころに、親戚筋の縁を得て建築させていただいたものだ。
この現場は養父市の物件であったが、なぜ、この家を建てさせていただくことになったのか、この人とのつながりなど、いろいろと車中で聞くことになった。
リフォームといいっても、外壁の塗装が主な内容ではあったのだが、デザイン的には、お客様の好みや昔主流であったスタイルではあったものの、きれいに管理されていて、塗装もそれほどおおがかりな内容での工事ではなかったが、玄関建具などは、木製の引き戸で、ほんとうに美しい木の色あいが復活していた。
デザインなどはそのときどきに流行りもあるが、何より肝心なのは、やはり丁寧に作られているのかどうか、そして家をしっかりと維持されているかどうか…。そのあたりである。
今、施主さんは、都会に出られており、ときどき田舎に帰られて、庭の手入れなどをされているそうである。
今度は、自分が60歳のころに、またこういうきれいな姿でお目にかかれるよう、これまでと変わらぬお客様とのつながりを持っていかなくてはと心に刻んだのであった。