果たして、自分の姿は自分なのかどうなのかとふと思う。
その人をみるときに、やはり人の顔だけでなく、やはり服やもちもの、車、会社あらゆるものをみてその人を判断しようとする。
しかし、いい車をもっている人をみればああお金もちなのかなと思ってしまうし、質素にしていれば貧乏かなとも思ってしまう。
しかし、いい車をのっていてもそれがローンで買った場合もあるだろうし、質素にしていてもたくさん貯金を抱えているのかもしれない。
お金もちでも、いい人もいれば悪い人もいるし、その逆もありである。
そんなことを思うと果して、その人の姿というのは、いったい何なんだろうかと思うわけである。
実際、目の前にいる人はリアルな状態でそこにいるのだから、その人には違いないんだけど、でも、いまいうようにそれがその人の実態を表しているとも限らない。
その人の頭の中にあるその人の本意をもっと見るようにしなくてはいけないんじゃないか…。目にみえないけれどそれが実態なんじゃないか。そんなふうに思う。