グローバル化がいわれて久しい。
いろんなできごとものごとが、ある特定の地域でおさまるということはなくなってきた。
リーマンショックはまさに際たるものでこのドイナカの地元でもその余波が覆ってきた。
しかしまた、逆に我々もグローバルというところに目をむけて日々生活しなくてはならない。
新聞テレビでも世界がどのように動こうとしているのかにしっかりと理解し、そして自分たちの行動につなげていかなくてはならない。
あるとき
「グローバルなものはローカルなもののなかにこそある」という言葉に出会った。
なんかそのとき、自分がぼかーんとなぐられたような衝動が走った。
あっそうか…。そうなんだ…。
日本人は、昔からグローバルというものをローカルなものの中に見出してきた。
茶道や華道などの中に果てしない世界や宇宙をみて、それを表現しようとしてきた。
これはきっと世界と比較してちっぽけである自分を対比して、しょぼくれるのではなく、むしろ50億分の1のかけがえのない自分、そして他とは共通するものなどどこにもないのだという自分の個性をしっかりともって、日々のことに精進していけということなんだろうと思う。