とかくとちょっとおおげさかも分からないが、ちょっと今回はやばかった。
というのも、次男がまむしにかまれて、毒が体をまわってしまったからだ。
まむしにかまれた場所が、消防署の近くだったので、すぐに消防車を呼びつけることができて、また初期対応がよかったようだ。
最初2週間ぐらい、入院が必要といわれていたが、8日はほどで、退院してきた。
まむしにやはり2歳児がかみつかれると、へたすりゃ死んでるということがあったかも分からないが、神様は見捨てなかった。
これは予測不可能な事故だと思う。
まむしにかまれたからといって、それを恐れて、山に行くことを避けてはいけないし、ずっと親がそうならないよう監視し続けるというのもいかがなものか。
冒険家だって、死のリスクは極力回避することは避けるだろうが、だからといって、それを理由に冒険をやめることはしないだろう。
そんなもんだと思う。
いま世の中はリスク社会である。さまざまなリスクを回避するための保険、リスクアセスメント、予防処置、訴訟…いろんなものがうずまいている。
しかしリスクに対して恐れるばかりでは、その先にある自分自身の成長というものがないとも思う。
これはとてつもなく難しい課題だと思う。ただ、一つだけいえるのは、リスクは自分が基本負うべきということだ。
自分の命は自分で守る。自分のリスクには自分が責任を負う。そのことが、一番大切なことで、そのリスクを他人に負担させるということは基本あってはならないのだと思う。