昨日は村岡ダブルフルウルトラランニング。
気がついてみると、もう12回目になるんだそうだ。
本来であれば、自分は、今年もこの大会に臨んでいたはずだったのだが、処々の事情があって、出場をしなかった。
で、今年は、スタッフの一人として参加した。
昨今のランニングブームもあるのかどうかわからないないが、いよいよこの大会も1000人越えの大台にのったとのこと。
この大会は出場するもよし、スタッフとして参加するもよし、応援するもよし…近江商人ではないが、ほんとうにすばらしい大会に成長してきたように思う。
とにかく、なんといっても関わってくれるボランティアスタッフがみなあったかいのだ。
まあもちろん中には、ある団体の強制命令的な参加要請で出ている人もなくないが、ほんとうにみんなあったかいのだ。
だから、選手もほんとうに、100kmという過酷なレースの中でも、笑顔が絶えないのだ。
自分の今回の役割は、応援者を運ぶバスの運行のドライバーと同時にリタイヤする選手を本部まで送り届けるという役割だった。
しかし、それもゴールのタイムリミットの1時間前の18時ごろには終わり、残りの1時間は、ゴール前にいて選手の最後の応援をやっていた。
飛び込んでくる選手たちは、100km、88km、44kmとそれぞれ出場する距離の違いはあるものの、全員が自分の持てる力を振り絞ってゴールへ飛び込んでくる。
もうそれは、なにか特別のオーラをみにまとった感じで、もうその圧倒される雰囲気で、感動せずにはいられないのだ。
ウルトラマラソンは、もちろん上位者の表彰というものはあるものの、そのほとんどの人が自分に対しての挑戦をしている人ばかりである。
だから、本当に一人ひとりのドラマがあって、そのゴールシーンを見るだけで、本当に感動してしまうのだ。俗なエンターテイメントよりよほど、感動的だ。
昨日は、本当にすばらしいパワーを選手からいただいて、本当に幸せな一日だった。