とはいっても、靴の話である。
革靴がずいぶんと、脱色したような状況だったので、久しぶりにオイルを塗って、光沢を出した。
すると、自分でもうっとりするぐらい、きれいな状況に戻り、むしろ、色合いに深みとかそういうものが出たような気がした。
革製品の魅力というのは、なんといっても、使い込んでくることによって味がでてくることである。
実は、この革靴は以前に、ソールの張替えで修理に出し、ショップの方は、そのとき確かもう1回はないというふうにいったと思う。
でも、かなりソールがへたってきていて、もうそろそろソールの張替えをやらなくてはいけない時期にもきている。
まだまだ使えるその靴だが、果たしてもう1回の再生があるのか…。少し不安な今日このごろである。