広がれマイ箸運動 | ニシムラマサキのブログ 【株式会社 西村工務店 代表取締役】【 SASAYA・うづかの森 オーナー】

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どうすれば地域を『素敵』に変えられるのか、誇るべき田舎になるのか、そんなことばかり考えています。

私は、もうかれこれ2年ぐらいになるだろうか、マイ箸を持ち歩いている。最初は、バックに入れて持ち歩いていたのだが、食事のときに、かばんを持ち歩かないのもしばしばだったし、ポケットに入れるには、長すぎてポケットのおさまり具合が悪く、いまは折りたたみのマイ箸を持ち歩いていて、携帯、財布、名刺、プラスマイ箸という具合に、常にその4点セットを持ち歩くようにしている。


最初は、マイ箸を使うのもこっぱずかしかったが、それもすっかり消えうせ、いまはまったく抵抗なく使っているという状況である。


マイ箸運動が少しでも広がってくれればいいなと思いながらも、積極的な運動というのはしてこなかった。割り箸を使うことがイコール環境に悪いということだけではないからである。


現在割り箸の大半は外国からの輸入木材で作られていることが多いけど、そういう外材の場合は、天然林からの木材を使用していることが多いため、森林面積が減少するということにつながっている場合が多い。


しかし、国産割り箸の場合、天然林からの伐採というのは皆無に等しく、間伐材等を利用していつくられているものが多い。そういう場合は、間伐された森林は、放置された森林と比べても、CO2の吸収力も大きく、地域経済の活性化にも寄与できるので、国産材の割り箸は環境にもやさしいということになる。


だから、一方的に、マイ箸を強制しても、そういう背景を理解していなかったら、いわゆる過激派の環境保護団体とかわらなってしまうからだ。


最近、JCのメンバーがマイ箸運動にずいぶんと興味を示してくれて、マイ箸をもちたいという話がもちあがってきた。


そりゃけっこうけっこうとそういう仲間が増えることを期待している!

ただ、私自身もペットボトルの飲料を飲み、外国産のワインや食材を口にもしている。
いくら私自身が環境に興味あり、その活動を行っていても、完璧な状況というのはありえない話。


私たちが享受する便利なサービスや、便利な生活があるから、幸せに暮らせることも事実だ。

ただ、自分が負担や、苦しみを感じながらするエコは長続きしないし、何より人としての幸せを剥奪することにつながる。


何よりも人の幸せに立脚した、エコが一番大事なんだと思う。