日本は2050年に、現在のCO2の排出量の60~80%の削減という目標を早々と示している。
これは、IPCCが2050年に、この数値目標を達成しないと地球環境が暴走し、取り返しの付かない状況になるところからのあるべき姿を描きだしている。
それを受けた形で、現在2020年の目標を描きだしていて、政府与党は、2005年比15%減、民主党は、1990年比25%減という目標を立てている。
今日の日経新聞では、政府目標2020年15%減を達成するためには、1家計が負担すべき費用は総額500万円にものぼるとのことだ。
おそらく、普通であれば、その数字にたじろいでしまうであろう。
しかしよく言われることだが、この数字を負担しなかった場合に発生する新たなる負担、例えば自然災害の発生などによって、失う損失などがそれ以上に上回るとのことである。
地球温暖化を防止するということのためには、一人ひとりの覚悟が必要だ。
ただ、覚悟を悲壮感をもるのでなく、新たな希望のための覚悟にするのが大事なんだと思う。
結婚を決意したり、彼女にプロポーズをするときのような、希望のある覚悟だ。
将来に対する不安を振り切って、よし前向きに幸せになっていくぞ!そういう決意だ。