今日はあえてこの話題に触れておきたいと思う。
言うまでもなく、衆議院選挙である。
マスコミは、早々と、自民党は負けただとか、民主党が勝っただとか言っている。
私自身、すでにどちらの政党の候補者にしようかというのは決めている。(ここではあえては触れないが)
しかし、ここで私たちが肝に命じておかなくてはいけないことを自分なりに感じたことを言っておきたい。
一つ目は、どこの政党をというときに、相手の批判をして、自分達の政党が優位だというのは、やめにしたい。もちろん、自分が押したい政党があるのだから、相手方を批判したい気持ちは分かる。しかし、自分が押す政党の政策について、どのような形で、私たちの生活がどうなるのかということをもっと具体的に分かりやすく落とし込むことが必要だと思う。
二つ目は、長期的な視点でみよ!ということである。あるいは、グローバルな視野で政策を見ることである。
政策の良し悪しが直接私たちの生活に関わっていくことは間違いない。しかし、そこで、自分だけの業界、あるいは自分だけの地域、自分の国だけを見て、政策を見てしまうと、一次的にはよくても、長期的にはあらぬ方向になってしまうということだ。
確かに今が厳しいし、それはなんとかしなくてはならない。でもよほど重要なことは、自分達の子や孫のためにつながっているのかということである。私たちが決めた政策によって、私たちの子どもや孫苦しむようなそんな無責任な親になるべきではない。
三つ目は、8月30日には、いずれかの政党が国を支配するようになる。もしかしたら、自分達が決めた政党ではない政党に決まってしまうこともあるだろう。しかし、そこで自分の意に反した政党であっても、精一杯その政策を演じることだと思う。
補正予算で、生活給付金が支給されたおりに、その是非についてはずいぶんと議論されたが、支給が決まったあとに、その制度の良し悪しについてどうこういう人がずいぶんいた。どういう形であれ、決まったことなのであったら、それを最大限活かすことにもっと知恵をしぼっていくことが重要なんだと思う。
一番大事なことは、政治は、自分ごとである。(そういう自分もずいぶんと無関心を装ってきたのが実態なのでえらそうにはいえないけど…)
選挙にも行かず、世の中がよくないことにぐだぐだと言うのはやめよう。
まず、自分が一票を投じて、政治に参加し、決まったことには、しっかりとコミットメントしていく。
それが民主主義ってものだと思う。