政府は、いままでのスクラップ&ビルドの住宅政策を見直して、良質な住宅をストックし、環境負荷の低減などを目的として、200年住宅構想を打ち出した。
いままで日本の住宅は、寿命約30年ぐらいだといわれており、これは、戦後の復興から、日本を復興させ、市民が一定の生活水準を保つために多少建物の性能や品質を度外視しても、住宅環境をしていくということにある程度貢献できたように思う。
しかし、人口減少時代を迎え、住宅ストックが市民の数に対して供給過多の状態になってきた。しかも、住宅の建設廃棄に伴う環境負荷がおおきな社会問題となり、政府としては、市民の生活レベルを損なうことなく、いい住環境を長く保つべきという政策の転換を迎えることとなった。
そこで、政府は次の方針を打ち出した。
①法律の改正などによって、安かろう悪かろうの住宅を建てられないように規制を強化する。
②良質な住宅については、住宅ローン減税などの、税制優遇をする。
③省エネ、低炭素型の設備や仕様に対して、補助金等を支給する。
主にこの3つの政策によって、方向を変えようとしている。
弊社としても、FP住宅をはじめ、特に省エネ、低炭素の仕様に関しては、知識と磨き、そういう商品を取り揃えながら、お客様にとっての将来にわたっていい住宅を長く使って、快適で安心な環境の提供に努めてきた。
不景気ということもあって、政府は、景気回復の施策を次々に打ち出しているが、これは、そういうコンセプトでやっている我々にとってはとても明るい材料である。
弊社のホームページにもそういうお客様にとって、お徳になる情報をできるだけ掲載して、お客様の幸せにつながるような仕事をしていくようにしていきたい。