二宮尊徳といえば、二宮金次郎である。
あの、よく小学校の銅像なんかになっていたその人である。
まきをしょいながら、本を読むすがたで、勤勉の師として仰がれていた。
正直、若いころはこの銅像について、あまりいい印象をもっていなかった。
しかし、最近二宮尊徳先生のフレーズに、ものすごく共鳴するものがあり、今一度先生の言葉に触れておきたい気がしたので紹介しておきたい。
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。
二宮先生は、いまの時代をあざ笑うかのようだ。みながこのことばを知って行動していれば、決して、経済危機は訪れなかったに違いない。
まして、地球温暖化だって、我々が100年度のために行動するならば、瞬時にとまってしまうであろう。
一年の計は元旦にありとはいったものだが、新年からすばらしい言葉にであえたことに感謝、感謝