道路除雪っていうのは、まったくもって裏方である。
決して表舞台に出ることはないし、それによって、賞賛の拍手があがるわけでもない。
そして、この除雪というのは、雪があいてなもんだから、時間の経過と共に形もなくなってしまう。
でも、これなくして、地域の活動はありえないし…。
実は、自分自身がこの業務に関わるようになったのは、ごく最近のこと。それまでも、この仕事の大変さは理解しているつもりだったが、やはり自分が関わるようになって、それを本当の意味で実感するようになった。
もちろん、ボランティアではないので、それに伴う対価というものが発生する。だから、当然やってあたりまえっていうところはあるんだが、それでもやはり、それにたずさわる人には、感謝と、ねぎらいの気持ちなのだ。
おそらく、そういう仕事って自分たちが知らないだけで、世の中にはたくさんあるはず…。
目の前に見えることだけではなく、自分達の目にみえない仕事に感謝できるようになる自分でありたいな。
そんなふうに思うのである。