ちょうど、今年は我が家にとっては卒業ラッシュの年となってしまった。
次男が、カナダの高校を卒業するので、長男に引き続き、出向くことにした。
長男のときもそうだったのだが、次男のときも、入学から卒業に至るまでまったく関わりをもたなかった。
入学に至るまでの手続き関係は、妻が留学エージェントを通じてサポートをしていたので、どういう流れだったのかも恥ずかしながらまったく無知だった。
なので、まったく現地に赴くこともなく、息子が卒業ともなると、なんとも親としての責任を果たしたことになるのか…という自責の念も感じるところがあり、行くことを決意した。
僕が覚えていないだけなのだろうが、自分が高校や大学を卒業するときに、親がいるという認識にも欠けていたので、自分がまあ行くこともないかと、つい直前まで思っていたのが本音だ。
だが、長男の卒業のときに、自分の考えがいかにグローバル視点でいうと、欠落しているかを思い知ったので、ここは行くべしと決意したのだった。
ただ、あとでも述べていこうと思っているが、卒業式に参加できて心の底からよかったと思っているし、また今回の旅を通じて、自分自身の気づきや学びもたくさんあったので、忘備の意味も込めてここにツラツラと書き記していこうと思う。
先も述べたのが、次男の卒業式に参加を決意したのは、5月連休の直後だった。
5月連休に長男の卒業式があって、夫婦で参加してきた。
今はずいぶんと感覚も異なってきていると思うが、僕らが学生だった頃、親が卒業式に参加するというのは、今ほどなかったように思う。むしろ、いい大人にもなってるんだから、別に親が卒業式に行くこともなかろう…というのが、僕らが学生のころの感覚だったし、そんなふうにも思っていた。
だが、昨今、親が子供の行事に参加するのは当然という雰囲気に変わりつつある中、気持ち的には超前のめりというわけでなかったのが正直なところだった。
だが、長男の卒業式に参加して、その考えがまったくもって時代錯誤であり、また、グローバル感覚(というか欧米的考えと言ったほうが正しいか…)だと、こどもの卒業式を盛大に祝うのは、むしろ当然のことだということを思い知った。
親も、祖父母も、みんなが大挙して子供の卒業を盛大に祝うのが、普通のことだったからだ。
なので、帰国して急いでカナダ行きのチケットを手配した。






