皆さーん今日も精一杯生きてますかー?フジ子です。


いつも拙ブログをお読み頂きありがとうございます。

コメントもありがとうございます。感激しながら読んでます。

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まずは

無痛分娩のお話 はじめに


無痛分娩のお話 その1

を読んじゃって。読んじゃってくれる?



前回までのあらすじ:

なぜ無痛分娩を希望する人が少ないのか?その謎を解くために

とりあえず?アンケート見てみる?みたいな??

ついでにその答えに一通りツッコんどく?みたいな??




で、とりあえずおさらいです。



無痛分娩を希望しますか?に対する回答

希望する ・・・ 8%
考える  ・・・31%
わからない・・・31%

希望しない・・・29%
無回答  ・・・ 1%





無痛分娩を望まない理由は?に対する回答(複数回答)

自然の方が良いから    ・・・67.5%
我慢するのが当たり前   ・・・13.6%
痛みにより親子の絆ができる・・・13.8%
麻酔は危険だから     ・・・26.7%
病院が無痛分娩をしていない・・・ 3.4%
医師が無痛分娩をすすめない・・・ 1.2%



(1999年 島田洋一ら)



皆さんなぜ無痛分娩を希望しないのかしら?

あらあら?

痛みにより親子の絆ができるっていうのも多い回答なのね。



ま、腹を痛めた我が子とか確かに良く言いますものね。

もちろん皆さんもエブリディ津々浦々で

ヤッダーコレ腹を痛めた我が子的にカワイくなーい?とか

ウッソ腹を痛めた我が子的にマジ彼氏とラブラブなワケ?とか

ヘビロテ使用中だと存じ上げますけども。

・・・え?使ってらっしゃらない?

じゃ使っちゃって。どんどん使っちゃって。



そう日本には、

ぶっちゃけ?マジ痛いの我慢したし?産んだら?子供超カワイっしょ?

(邦訳:痛みを我慢して産んだので子供が大変愛しく思える)

とか考える風潮があるんですね。



ではぶっちゃけ

お産の痛みがなかったら
母親は子供を愛しいと思えないのか?



さてさてコレはウソ?ホント?



それについてはこんな研究報告がありますの。



クロロフォルムやエーテルなどの吸入麻酔薬での全身麻酔または

硬膜外麻酔(無痛分娩で一般的に使う麻酔法)を使用して

出産した羊は子羊を受け入れず面倒もみない(1987年 Krehbielら)




へ~。ほ~。ふ~ん。


コレ、

麻酔分娩に反対する方達がよく引き合いに出す報告なんですけども。


しかし。


コレぶっちゃけ羊の話ですし。

そのままイコール人適応はチョットごカンベン願いたい。

だってどう見ても

羊ノットイコール人間、ヒト科ヒト属ヒト種、ホモサピエンス

そんな気がしませんこと?

・・・え?しない?

えーーー。





動物では、母子関係の成立には出産直後の母子相互の刷り込み現象

→「この子が私の子供」「この人がお母さん」とお互い認識すること

が重要なんだそうです。が。


もしかして羊ってば痛くないから自分がお産したとか実感できず?

痛くなければヤツらこの子羊今自分が産んだかもーとか認識せず?

自分産んでないしーと思ってるから母子の刷り込み成立せず?

アタシの子(羊)じゃないしマジ面倒とか見てられっかみたいな?





でも待って?チョット冷静になって考えてみませんこと?

冷静になるのにワタシに時間を頂戴?

つまり続きは後ほどってことですわ笑


無痛分娩のお話 その3  に続く)





今日もありがとうございます。
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まずは

無痛分娩のお話 はじめに


をお読みください。


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前回のあらすじ:


以前勤務していた病院で妊婦さん達のリクエストに応え

無痛分娩、はーじまるよー!(ちびまるこちゃん風)的に

鳴り物入り(しかも激安)で売り出した「THE 無痛分娩」であったが

なぜか実際の希望者は少数であった・・・。

その謎を探るため、

フジ子は銀河の彼方イスカンダルへ運命背負いマジで飛び立つ5秒前。






さて、「なぜ無痛分娩を希望する妊婦さんが少ないか」について

フジ子のような若輩者(注:若さとは無関係ですから泣)が

独断と偏見だけを述べさせて頂くのはぶっちゃけマジ余裕ー

大変おこがましいかと思いますので、

まずは

生殖年齢の女性(22才以下の「分娩予備軍」を含む)に対する

アンケートの結果を示すことにします。



無痛分娩を希望しますか?に対する回答

希望する ・・・ 8%
考える  ・・・31%
わからない・・・31%

希望しない・・・29%
無回答  ・・・ 1%


(1999年 島田洋一ら)



・・・むむむ?

「希望しない」が「希望する」を大幅に上回ってるし?

ってちょっと~ナニよアンタたち~!

あんなに無痛分娩、無痛分娩、和田ベンベンなぞ言っておきながら

実は全然やる気ないんじゃナイのよ~!もう!ぷんぷん!


・・・・・。

ま、済んだことは良いわ。

ワタクシこれからは前だけを見つめて強く生きていきます。


でもその前になぜ皆が無痛分娩を敬遠するのか調べてみたわYO!




無痛分娩を望まない理由は?に対する回答(複数回答)

自然の方が良いから    ・・・67.5%
我慢するのが当たり前   ・・・13.6%
痛みにより親子の絆ができる・・・13.8%
麻酔は危険だから     ・・・26.7%
病院が無痛分娩をしていない・・・ 3.4%
医師が無痛分娩をすすめない・・・ 1.2%




・・・さて。

最も多い回答は「自然の方が良いから」ですか。

そう言い切られちゃうと大変ツッコミにくいんで何とかなりません?

・・・あ、ならない?

じゃ仕方ありません。次いってみましょう笑なんつって。



ホントにツッコミにくいけど少しだけツッコんでみるかなー。



ある情報スジによれば

「自然」な分娩にこだわる傾向は特に日本人に強いのだとか。


しかし。


人生を適当に生きているフジ子が言うのもなんですが

何事もこだわり過ぎというのは良くないですわよ。

だいたい「過ぎ」に良いことなんてありゃしませんもの。

食べ過ぎとか?飲み過ぎとか?スギ花粉とか?



だいたい、「自然」にすれば大丈夫という保証も全くないですし。

妊娠中に敬遠されがちな麻酔だって薬だって

適切に使えばその方がずっと良い結果を生むこともありますのよ。





じゃ、次行ってみましょう。


「我慢するのが当たり前」と考えてる人結構多いですねー。

日本って「忍耐は美徳である」とかいう風潮がありますしねー。

「我慢する=エライ」

お産の痛み(=陣痛)も我慢して当然ーってワケなのかしら。

でもワタシは我慢ってとっても苦手ーレバーも苦手ー。


しかし。


チョット~アンタ達?やっぱお産の痛みは耐えるべきだから?

って考えられてたのは実は日本だけじゃなかったって知ってました?


今は無痛分娩がお盛んなヨーロッパでもかつては

聖書に

「わたしはあなたの生みの苦しみを大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、彼はあなたをおさめるであろう」

とか書いてあるって理由で

女性は原罪としてお産の苦痛に耐えるべきなのYO!

とされていた時代があったそうな。

そしてその時代には

痛みの軽減を図ることが罪悪とさえ考えられていたそうな。


・・・原罪よ?原罪。ナニ原罪って?

イヤもー原罪とか悪いけどホントカンベンして?マジで。


いやーまったく、

女性だけが苦痛に耐えなきゃいけないなんて言うヤツは

マジコロス。

ニカイコロス。





さて、今回は日本人はなぜ無痛分娩の希望者が少ないのかという

世界最大の謎を紐解く手掛かりとなる日本人の深層心理にグイッと

深く迫ってみました。


文章中お見苦しい点が多々ありましたことをお詫び致します。


次回からはいよいよもうちょっと学術的な内容になる予定?


それでは皆さん次回までにもれなくフジ子の(疲労による)暴走は

すっかり忘れておいてねー!

アデュー!





無痛分娩のお話 その2  に続く)





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以前コメントでリクエスト頂きました

無痛分娩
が今回のテーマです。



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以前に別ブログに載せた記事をわかりやすくして再掲載致します。



・・・記事を始める前にこんなこと言うのはなんですが

当時はやる気があったのでー(注:今はやる気がないってワケでは

無痛分娩の記事は

鬼平犯科帳くらいの大作になっております。(←ウソ)


なので、

下手すると長連載になるやもしれず、

いや誤解のないようにはっきりさせとくとめっちゃ長くなるんで、

ワタクシとしましても

時々バカ話他の記事をはさまないとやってられない?みたいな?


そういうわけで(まあいつもそうなんですけど)シリーズが

飛び飛びの連載になることをお許しくださいませーm(u_u)m







それは、フジ子がまだヨチヨチピヨピヨの研修医だった頃

当時勤めていた病院でのお話。



フジ子の研修病院は

下手するとこれってちょっとしたオクラホマ州じゃね?いや

フォークダンスといえばオクラホマミクサーじゃね?くらいの

のどかな田園風景がワシャーと広がる

わりと農村なカンジ漂う地方にあったですよ。



そしてそこは

農村部にお嫁にいらっしゃった海外出身の女性たちが

妊娠・出産(時には不妊治療)のために数多く受診される

わりとインターナショナル感あふれる病院だったですよ。




で、お国違えばココの常識もアソコの非常識でありまして

その中でも外国の方の共通する「日本人のフシギ」。


それは

なぜ日本人は痛くても我慢するの?

ってことさ。



さあなんでだろう?なんでなんでだろ~(・・・古)




・・・特に外国人の妊婦さんによく訊かれたのは


「陣痛トテモ痛いヨー。
ナゼ我慢するノ?
無痛分娩ナゼしない?」



↑注:イメージ。ホントはちゃんと流暢な日本語でした。




・・・まあ、そんなこともあって

希望する妊婦さんには無痛分娩を行うことになったのですが。



無痛分娩を行うことになった、って書くとたった一行ですけどね、

実際に新しいサービスを始めるというのは

実は結構タイヘンでしてねえ。



まず無痛分娩を実際に行っている病院へ研修に行くでしょー

それをもとにして無痛分娩の施行手順(マニュアル)を作るでしょー

麻酔科にナシつける協力を要請するでしょー

スタッフを丸め込む賛同を得るでしょー

スタッフの勉強会も適宜開催しちゃうでしょー

ワタシ達産婦人科医も麻酔科指導のモト麻酔の勉強しなきゃでしょー

いろいろ必要なモノ(機材)を揃えるでしょー

患者さんの同意書説明書なんか作っちゃうでしょー



・・・フジ子の文章では大変さが伝わりにくいかもしれませんが

ホントに大変だったですよ・・・・うっ・・・(遠い目)




こうして開始された無痛分娩の費用は手技料なしの実費だけ。

確か通常の分娩料金にプラス1~2万円くらいだったような。

(ちなみにこの料金は他の病院と比較すると激安の殿堂ドンキ王国)



で、結局。

この(激安)無痛分娩を希望された方はどのくらいいたかというと。




フジ子達が毎日外来で妊婦さんに


「無痛分娩どうですかー?」

「無痛分娩イイですよー無痛分娩!」

ただ今お安くなってますよー!


とオススメしていたにも関わらず

なぜか不思議と希望者は少なくてですね、

なんと平均月5人程度でした。

(分娩数1000件に対し無痛分娩施行件数は約50件だけ)



・・・あんなにオススメしたのにホント不思議ですよ。



・・・え?

オススメの仕方が怪しいですって?



・・・・・顔に縦線



ま、それはおいといて。




そこでフジ子は考えました。



なぜこんなにも無痛分娩を希望する人が少なかったのか?

無痛分娩やりたいって言ってた人は多かったのに
実際やる人が少なかったのはなぜなのか?

オススメの仕方が怪しかったのはこの際おいといて。




それはね・・・・(無痛分娩のお話 その1  に続く)





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