以前コメントでリクエスト頂きました
無痛分娩が今回のテーマです。
どうぞよろしくお願いしますm(_ _ )m
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以前に別ブログに載せた記事をわかりやすくして再掲載致します。
・・・記事を始める前にこんなこと言うのはなんですが
当時はやる気があったのでー(注:今はやる気がないってワケでは
無痛分娩の記事は
鬼平犯科帳くらいの大作になっております。(←ウソ)
なので、
下手すると長連載になるやもしれず、
いや誤解のないようにはっきりさせとくとめっちゃ長くなるんで、
ワタクシとしましても
時々バカ話他の記事をはさまないとやってられない?みたいな?
そういうわけで(まあいつもそうなんですけど)シリーズが
飛び飛びの連載になることをお許しくださいませーm(u_u)m
それは、フジ子がまだヨチヨチピヨピヨの研修医だった頃
当時勤めていた病院でのお話。
フジ子の研修病院は
下手するとこれってちょっとしたオクラホマ州じゃね?いや
フォークダンスといえばオクラホマミクサーじゃね?くらいの
のどかな田園風景がワシャーと広がる
わりと農村なカンジ漂う地方にあったですよ。
そしてそこは
農村部にお嫁にいらっしゃった海外出身の女性たちが
妊娠・出産(時には不妊治療)のために数多く受診される
わりとインターナショナル感あふれる病院だったですよ。
で、お国違えばココの常識もアソコの非常識でありまして
その中でも外国の方の共通する「日本人のフシギ」。
それは
なぜ日本人は痛くても我慢するの?
ってことさ。
さあなんでだろう?なんでなんでだろ~(・・・古)
・・・特に外国人の妊婦さんによく訊かれたのは
「陣痛トテモ痛いヨー。
ナゼ我慢するノ?
無痛分娩ナゼしない?」
↑注:イメージ。ホントはちゃんと流暢な日本語でした。
・・・まあ、そんなこともあって
希望する妊婦さんには無痛分娩を行うことになったのですが。
無痛分娩を行うことになった、って書くとたった一行ですけどね、
実際に新しいサービスを始めるというのは
実は結構タイヘンでしてねえ。
まず無痛分娩を実際に行っている病院へ研修に行くでしょー
それをもとにして無痛分娩の施行手順(マニュアル)を作るでしょー
麻酔科にナシつける協力を要請するでしょー
スタッフを丸め込む賛同を得るでしょー
スタッフの勉強会も適宜開催しちゃうでしょー
ワタシ達産婦人科医も麻酔科指導のモト麻酔の勉強しなきゃでしょー
いろいろ必要なモノ(機材)を揃えるでしょー
患者さんの同意書説明書なんか作っちゃうでしょー
・・・フジ子の文章では大変さが伝わりにくいかもしれませんが
ホントに大変だったですよ・・・・
(遠い目)
こうして開始された無痛分娩の費用は手技料なしの実費だけ。
確か通常の分娩料金にプラス1~2万円くらいだったような。
(ちなみにこの料金は他の病院と比較すると激安の殿堂ドンキ王国)
で、結局。
この(激安)無痛分娩を希望された方はどのくらいいたかというと。
フジ子達が毎日外来で妊婦さんに
「無痛分娩どうですかー?」
「無痛分娩イイですよー無痛分娩!」
「ただ今お安くなってますよー!」
とオススメしていたにも関わらず
なぜか不思議と希望者は少なくてですね、
なんと平均月5人程度でした。
(分娩数1000件に対し無痛分娩施行件数は約50件だけ)
・・・あんなにオススメしたのにホント不思議ですよ。
・・・え?
オススメの仕方が怪しいですって?
・・・・・
ま、それはおいといて。
そこでフジ子は考えました。
なぜこんなにも無痛分娩を希望する人が少なかったのか?
無痛分娩やりたいって言ってた人は多かったのに
実際やる人が少なかったのはなぜなのか?
オススメの仕方が怪しかったのはこの際おいといて。
それはね・・・・(無痛分娩のお話 その1 に続く)
今日もありがとうございます。
明日ももれなくお待ちしております
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無痛分娩が今回のテーマです。
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・・・記事を始める前にこんなこと言うのはなんですが
当時はやる気があったのでー(注:今はやる気がないってワケでは
無痛分娩の記事は
鬼平犯科帳くらいの大作になっております。(←ウソ)
なので、
下手すると長連載になるやもしれず、
いや誤解のないようにはっきりさせとくとめっちゃ長くなるんで、
ワタクシとしましても
時々バカ話他の記事をはさまないとやってられない?みたいな?
そういうわけで(まあいつもそうなんですけど)シリーズが
飛び飛びの連載になることをお許しくださいませーm(u_u)m
それは、フジ子がまだヨチヨチピヨピヨの研修医だった頃
当時勤めていた病院でのお話。
フジ子の研修病院は
下手するとこれってちょっとしたオクラホマ州じゃね?いや
フォークダンスといえばオクラホマミクサーじゃね?くらいの
のどかな田園風景がワシャーと広がる
わりと農村なカンジ漂う地方にあったですよ。
そしてそこは
農村部にお嫁にいらっしゃった海外出身の女性たちが
妊娠・出産(時には不妊治療)のために数多く受診される
わりとインターナショナル感あふれる病院だったですよ。
で、お国違えばココの常識もアソコの非常識でありまして
その中でも外国の方の共通する「日本人のフシギ」。
それは
なぜ日本人は痛くても我慢するの?
ってことさ。
さあなんでだろう?なんでなんでだろ~(・・・古)
・・・特に外国人の妊婦さんによく訊かれたのは
「陣痛トテモ痛いヨー。
ナゼ我慢するノ?
無痛分娩ナゼしない?」
↑注:イメージ。ホントはちゃんと流暢な日本語でした。
・・・まあ、そんなこともあって
希望する妊婦さんには無痛分娩を行うことになったのですが。
無痛分娩を行うことになった、って書くとたった一行ですけどね、
実際に新しいサービスを始めるというのは
実は結構タイヘンでしてねえ。
まず無痛分娩を実際に行っている病院へ研修に行くでしょー
それをもとにして無痛分娩の施行手順(マニュアル)を作るでしょー
麻酔科にナシつける協力を要請するでしょー
スタッフを丸め込む賛同を得るでしょー
スタッフの勉強会も適宜開催しちゃうでしょー
ワタシ達産婦人科医も麻酔科指導のモト麻酔の勉強しなきゃでしょー
いろいろ必要なモノ(機材)を揃えるでしょー
患者さんの同意書説明書なんか作っちゃうでしょー
・・・フジ子の文章では大変さが伝わりにくいかもしれませんが
ホントに大変だったですよ・・・・

こうして開始された無痛分娩の費用は手技料なしの実費だけ。
確か通常の分娩料金にプラス1~2万円くらいだったような。
(ちなみにこの料金は他の病院と比較すると激安の殿堂ドンキ王国)
で、結局。
この(激安)無痛分娩を希望された方はどのくらいいたかというと。
フジ子達が毎日外来で妊婦さんに
「無痛分娩どうですかー?」
「無痛分娩イイですよー無痛分娩!」
「ただ今お安くなってますよー!」
とオススメしていたにも関わらず
なぜか不思議と希望者は少なくてですね、
なんと平均月5人程度でした。
(分娩数1000件に対し無痛分娩施行件数は約50件だけ)
・・・あんなにオススメしたのにホント不思議ですよ。
・・・え?
オススメの仕方が怪しいですって?
・・・・・

ま、それはおいといて。
そこでフジ子は考えました。
なぜこんなにも無痛分娩を希望する人が少なかったのか?
無痛分娩やりたいって言ってた人は多かったのに
実際やる人が少なかったのはなぜなのか?
オススメの仕方が怪しかったのはこの際おいといて。
それはね・・・・(無痛分娩のお話 その1 に続く)
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