あー皆様お久しぶりね。ルミ子じゃなくてフジ子です。
少々ご無沙汰ぶっこいてる間に世間では
搬送とか流産とかで、
またまた産婦人科への風当たりが強くなったとかどうだとか。
でもちょっと待って!話を聞いて!ケンカをやめて!
マハリクマハリター!(・・・・ヤンバラヤンヤンヤン)
・・・・・。
と、冗談はさておき・・・
今回の件に係わった医療側の皆さん、救急隊の皆さん
本当にお疲れさまでした。
それから、謹んで亡くなった赤ちゃんのご冥福をお祈り致します。
命を助けたいと思わない医者はいませんから→人気blogランキングへ
さて今回は今さらですが
ホント、今さらですが
無痛分娩シリーズ再開です。
ぱふぱふ。
で、とりあえずおさらい↓
無痛分娩のお話 はじめに
無痛分娩のお話 その1
無痛分娩のお話 その2
無痛分娩のお話 その3
無痛分娩のお話 その4
無痛分娩のお話 その5
無痛分娩のお話 その6
無痛分娩のお話 その7
を読んでみるとごく稀に良いことがあったりなかったり。
ではさっそく、残る無痛分娩の合併症についてですが、
「神経障害」・・・これは文字通り神経や脊髄が損傷してしまうこと。
神経障害の原因としては
麻酔のために硬膜外腔に向かって刺した針があやまって深く侵入してしまい
それにより神経や脊髄を傷つけてしまう、という事故のほか
血が固まりにくい体質の人などが、そうと知らずに硬膜外麻酔を受けて
麻酔の針を刺した後にそこからの出血が止まらなくなってしまい
神経や脊髄の近くに出血のたまり(血腫(けっしゅ))ができて
それがどんどん大きくなって神経や脊髄を圧迫してしまうこと、などが考えられます。
その他まれですが、針を刺したところが化膿して、うみがたまると
それが神経や脊髄を圧迫して起きることもあります。
以上の理由から
血が固まりにくい体質の人、
針を刺す部位(背中)に感染がある人、
感染を起こしやすい人(ひどい糖尿病のある人など)
は硬膜外麻酔をしてはなりませぬだ。
ところで、この神経障害は1万件のうち5~42件はやむを得ず起こると言われていますが
永久に残るような神経障害はごくごくまれです。
その他の合併症として多いのは「頭痛」。
硬膜外麻酔を受けた後にひどい頭痛が起きることがありまして
約1%の方に頭痛が認められると報告されております。
以上、麻酔の副作用や合併症をやたらズラズラ述べてみましたが
ご感想はどんなモンでしょうか?
「やっぱり麻酔は怖いんだな(裸の大将風)」
って思う方もあり、また一方では
「気を付ければ副作用や合併症はほとんど起きないんだな(同)」
って思う方もあるでしょう。
麻酔コワーイだから無痛分娩はイヤー
・・・つーのは良しとして
麻酔コワーイでも痛いのマジでイヤー
つーワケで
麻酔はイヤだけど無痛分娩したいんですけど?
(↑無理だから)
・・・とかいう場合には悩みますな。
麻酔をかけずに無痛分娩を行うのはチト難しいですが
とりあえず、麻酔に対する恐怖心をなくすという目的で
気休めかもしれませんが(失礼
)
無痛分娩を行っている病院の産科医もしくは麻酔医に
直接相談することをオススメ致します。
そこで
例えば、その病院では過去にどのくらい無痛分娩の症例数があって
実際にどういう手順で行われているか
副作用や合併症が実際どのくらいの頻度で起きているか
それに対してどういう対策を取っているか
なんかを聞いておくと良いのではないかと思います。
わからない、知らないから麻酔に対して必要以上に不安感を持ってしまう
なんつーことも多いんでしてねぇ
こういうことはちゃんと聞いておくとかえって安心できるもんです。ハイ。
さんざん長引かせてきた無痛分娩話ですが
気が向いたらもう少し更新することも
あるかもね?
それでは皆様、今回はこれでごきげんよう。
今日もありがとうございます。明日ももれなくお待ちしております
▼ ▼ ▼ ▼ ▼人気blogランキングへ
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☆「産婦人科女医ぐらし」を読む☆
少々ご無沙汰ぶっこいてる間に世間では
搬送とか流産とかで、
またまた産婦人科への風当たりが強くなったとかどうだとか。
でもちょっと待って!話を聞いて!ケンカをやめて!
マハリクマハリター!(・・・・ヤンバラヤンヤンヤン)
・・・・・。
と、冗談はさておき・・・
今回の件に係わった医療側の皆さん、救急隊の皆さん
本当にお疲れさまでした。
それから、謹んで亡くなった赤ちゃんのご冥福をお祈り致します。
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さて今回は今さらですが
ホント、今さらですが
無痛分娩シリーズ再開です。
ぱふぱふ。
で、とりあえずおさらい↓
無痛分娩のお話 はじめに
無痛分娩のお話 その1
無痛分娩のお話 その2
無痛分娩のお話 その3
無痛分娩のお話 その4
無痛分娩のお話 その5
無痛分娩のお話 その6
無痛分娩のお話 その7
を読んでみるとごく稀に良いことがあったりなかったり。
ではさっそく、残る無痛分娩の合併症についてですが、
「神経障害」・・・これは文字通り神経や脊髄が損傷してしまうこと。
神経障害の原因としては
麻酔のために硬膜外腔に向かって刺した針があやまって深く侵入してしまい
それにより神経や脊髄を傷つけてしまう、という事故のほか
血が固まりにくい体質の人などが、そうと知らずに硬膜外麻酔を受けて
麻酔の針を刺した後にそこからの出血が止まらなくなってしまい
神経や脊髄の近くに出血のたまり(血腫(けっしゅ))ができて
それがどんどん大きくなって神経や脊髄を圧迫してしまうこと、などが考えられます。
その他まれですが、針を刺したところが化膿して、うみがたまると
それが神経や脊髄を圧迫して起きることもあります。
以上の理由から
血が固まりにくい体質の人、
針を刺す部位(背中)に感染がある人、
感染を起こしやすい人(ひどい糖尿病のある人など)
は硬膜外麻酔をしてはなりませぬだ。
ところで、この神経障害は1万件のうち5~42件はやむを得ず起こると言われていますが
永久に残るような神経障害はごくごくまれです。
その他の合併症として多いのは「頭痛」。
硬膜外麻酔を受けた後にひどい頭痛が起きることがありまして
約1%の方に頭痛が認められると報告されております。
以上、麻酔の副作用や合併症をやたらズラズラ述べてみましたが
ご感想はどんなモンでしょうか?
「やっぱり麻酔は怖いんだな(裸の大将風)」
って思う方もあり、また一方では
「気を付ければ副作用や合併症はほとんど起きないんだな(同)」
って思う方もあるでしょう。
麻酔コワーイだから無痛分娩はイヤー

・・・つーのは良しとして

麻酔コワーイでも痛いのマジでイヤー

つーワケで
麻酔はイヤだけど無痛分娩したいんですけど?
(↑無理だから)
・・・とかいう場合には悩みますな。
麻酔をかけずに無痛分娩を行うのはチト難しいですが
とりあえず、麻酔に対する恐怖心をなくすという目的で
気休めかもしれませんが(失礼

無痛分娩を行っている病院の産科医もしくは麻酔医に
直接相談することをオススメ致します。
そこで
例えば、その病院では過去にどのくらい無痛分娩の症例数があって
実際にどういう手順で行われているか
副作用や合併症が実際どのくらいの頻度で起きているか
それに対してどういう対策を取っているか
なんかを聞いておくと良いのではないかと思います。
わからない、知らないから麻酔に対して必要以上に不安感を持ってしまう
なんつーことも多いんでしてねぇ
こういうことはちゃんと聞いておくとかえって安心できるもんです。ハイ。
さんざん長引かせてきた無痛分娩話ですが
気が向いたらもう少し更新することも
あるかもね?
それでは皆様、今回はこれでごきげんよう。
今日もありがとうございます。明日ももれなくお待ちしております

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☆「産婦人科女医ぐらし」を読む☆