その1からの続きです。
給油して長野を離れる
浅川ループラインの端にあった珍しい三菱系のセルフスタンドに入って、非接触ICが使えないので釣銭を面倒に思い千円札で止まるまで入れました。
レギュラーでリッター156円という単価は、関東より10円以上高いですね。
戸隠で蕎麦を食べ損ねたので、県道112号線を通っている時に「子安そば 文の蔵」に入ってみたら良かったんだけど、気が付いたら通過しちゃってたよ。(´・ω・`)
毛無峠へ
世立八滝(群馬県吾妻郡中之条町)
よしのや
アンケートに回答して
「いこいの村アゼィリア飯綱」はテニスコートや体育館、炊事場施設があり『イベントのできる宿泊施設』を目指しているっぽいので、ツーリングで寝る場所が欲しいだけな自分の回答はターゲット層に合っていないなぁ、と申し訳なく思いつつチェックアウトです。(^-^;
2日目のログはこちら。
宿を出発する際にログ記録開始を忘れたので、スタート地点は中途半端なところから。
苗名滝(新潟県妙高市)
日本の滝百選の1つで、高低差55mの大物の滝です。
その轟音から「地震滝」とも呼ばれるそうな。
駐車場から観瀑スペースまで、道中2つの吊り橋を渡る遊歩道が整備されていました。
看板には滝(正確には観瀑スペースの東屋か?)まで500mとありますが、徒歩15分ほどかかります。
こちらは駐車場から進んですぐの、 関川1号砂防堰堤です。
滝へのアクセスルートの階段のデザインが美しい。
水流が激しい箇所は、堰堤の穴から水が流れ出ていました。
案内看板にあった「ウォータークッション」による排水でしょうか?
イワナやヤマメに配慮した階段式魚道があるんですけど、無慈悲にそこで釣りをする人達。
というか、どこから入り込んだんだ?
観光客が多いのでしょうね、上流側の吊り橋まではこんな感じで幅広い道になっています。
朝7時台だったので自分しかいませんでしたが。
視界が開けると、上流側の吊り橋と苗名滝が見えました。
河川敷の巨石と水量豊富な関川の流れも見応えがあります。
上流側の吊り橋から。
写真に入っていませんけど、吊り橋を渡った右手側は開けたスペースになっており、東屋もここにあります。
高低差55mでこれだけの水量ですから、こんなに離れていても滝壺で水が弾けているのが見えますね♪
(そこら辺の石がすべて巨石なので、写真だと距離感がおかしい。)
吊り橋を渡った先の開けたスペースから。
巨石がゴロゴロしているので、滝壺に近づくのは無理そうです。
関川の水流も激しく、水難事故の注意喚起の看板もありました。
なお上流側の吊り橋を渡る前に、奥に進む細道が分岐していました。
滝壺に近づけるのかと進んでみたのですが・・・。
写真だと急斜面っぷりが伝わりませんが、200mほど進んだところで細道が足を持ち上げるのが少し難しい段差になり、ここで諦めて引き返す判断をしました。
地面は滝の水飛沫でしっとりしており、下は巨石の岩場ですので足を滑らせたら滑落死は想像に難くありません。
ロープなどの補助がなければ厳しい。
先に滝見台などがあるようにも見えませんでしたけど、二の滝~四の滝に向かうルートなのでしょうか?
引き返した地点からの苗名滝です。
滝壺手前の岩場に行ってみたいなぁ、水飛沫でびしょ濡れになりそうだけど。(^-^;
動画だと怒涛の水量がよく分かります。
駐車場にあった「苗名滝苑」というレストランの前にあった池です。
黒っぽい色なので分かり辛いですけど、多数のニジマスが泳いでいました。
ニジマスの餌を売っているようですが、メニューにはニジマス料理があります。
飼っているのではなく、食材ですよね・・・。
その後、8時半くらいになり駐車場にあるお店が開店準備をし始めたので、「Cafe gland」でソフトクリームタイムにしようと思ったのですが、雨が降ってきました。
降水確率20%だったので、まったく雨が降るなんて意識していませんでしたよ。
移動したら雨雲を避けられるだろうかと、慌てて出発します。
鏡池
ウィンドブレーカーで小雨をしのぎながら鏡池までやってきましたが、残念ながら雨は降り止みません。
屋根のあるスペースがどこにもないので、雨をやり過ごせないんですよねぇ。
生憎の天候で、「鏡のように湖面に映る山々」を見ることはできませんでした。
ルート検討時には苗名滝と鏡池の散策で昼食(といっても10時台の開店飛び込み)までの時間を調整しようと考えていたけど、雨がパラついているので写真を撮ったらさっさと移動します。
昼食ロス
戸隠での経由地に登録していた「蕎麦家 ゆたかや」に到着したのは、予定より大幅に早く9時15分くらいでした。
初回訪問かつナビのスマホは(雨除けに)ポケットの中なので店舗の位置が分からず、とりあえず戸隠神社中社の参拝者用駐車場に止まります。
スマホを取り出して雨雲レーダーを確認しまして、雨脚が強くならないか怯えつつ店が開くまで1時間待つのは無理だなと判断し、蕎麦屋はスキップすることに。
昨日に戸隠蕎麦を食べられていなかったら難しい選択でした。
次のプロット地点は「とがの木茶屋」という、農業の副業で土日祝しか営業していないおやきを売っているお店です。
ちょうど10時前に到着しました。
お店の人は、シャッターを開けたら目の前にバイクが止まっていて驚いたに違いない。(^-^;
あと、ここから先は雨に降られませんでした。
イートインはできないので、通りがかりの「浅川ダム展望広場」のベンチでいくつか食べました。
どれも美味しかったです。(小並感)
長くなったので、ここで一旦区切ります。
久しぶりに
志賀草津道路の二輪車通行規制が解除されているので、ちょうど年休を消化しようとしていたこともあり楽天トラベルで安い宿を探しつつ、取り急ぎ走行プランを考えます。
「戸隠に蕎麦を食べに行こうとしたら日帰りは厳しいよなぁ」と思っての宿泊ツーリングでしたが、結果から言うと日帰りでも問題なかったですね。
1日目の走行ログがこちら。
鳴瀬不動の滝(群馬県吾妻郡東吾妻町)
googlemapに滝の地点登録はありませんが、偶々見たblogで存在を知ったので、志賀草津道路へのルート調整も兼ねてプロットしました。
駐車場は無いので、三叉路のゼブラゾーン部分に路駐で失礼。
道路脇にこんな入口があったら、滝に近づくルートがあるかと思うじゃないですか。
下りても、鳴瀬不動尊があるだけでした。orz
上の2枚の写真にもチラッと写っているように、滝自体は対岸にあります。
枝葉が邪魔で上流が見えませんが、たぶん渓流瀑じゃないかと。
左側は釜のある多段で右側は傾斜を流れ落ちるという特徴的な形をして面白いですが、ビュースポットがイマイチで残念でした。
道の駅 八ッ場ふるさと館
道の駅 草津運動茶屋公園
志賀草津道路
平床大噴泉
雷滝(長野県上高井郡高山村)
八滝(長野県上高井郡高山村)
戸隠へ
宿へ向かう
案の定の再延長
国民の負担を何とも思わず、緊急事態宣言が6月20日まで再延長となりました。
ぜひとも各種の国語辞典は、「自粛」の意味を書き直すなり書き加えるなりしていただきたいものです。
他人と騒いだりしないソロツーリングは感染の危険性が極めて小さく、今週末も天気が良かったので滝巡りに向かいました。
今の時期を逃すと、場所によってはヒルの心配が出てくるし・・・。
今回のルートはこちら。
本日のルートの所感
国道299号線は秩父方面のツーリングルートとして有名ですが、私はいまいちピンと来ないんですよねぇ。
秩父市街地で興が醒めるからだろうか?
その先の県道45号線を北上する際、google先生はトンネルを出た後一旦45号線から外れる案内をしたんだけど、メリットがあるとは思えない。
ちょうど前を走っていて45号線を直進したVmaxが、合流地点で目の前を通過して行ったよ。
一時期の酷い案内より大分マシになったと思うけど、やっぱりこういうことがあると2画面表示で広域地図を一緒に見たくなるなぁ。
「線ヶ滝」へのルートは引き返す形になるので立案時にはどうかと思っていたが、そのお陰でノーマークだった「蝉の渓谷」を見れたのは嬉しい誤算。
昼食後の県道43号線は、「紅葉ライン(姫街道)」と名付けられているだけあって、いい感じの道でした。
しかし、碓氷軽井沢ICの東側の県道92号線のグネグネ区間は舗装が酷かったですね。
少し北に迂回して、碓氷バイパスで高速コーナーを楽しんだら良かった。orz
「麻苧の滝」の後は、時間次第では「棚下不動の滝」に向かうことも考えていたのですが、「麻苧の滝」への道程が思ったよりハードだったので疲れて帰路に就いてしまいました。
幹線道路を黙々と走るだけだったのはいただけない。
線ヶ滝(群馬県甘楽郡南牧村)
以前にマスツーリングで佐久方面から秩父方面に走った際に、「熊倉不動滝」は私の希望でルートに入れたのですが、流石にこの滝はルートに入れかねたので、今回ソロツーで訪問しました。
現地の看板、何故か高低差を隠しているんですよねぇ。
3枚ほどありまして、これは一番新しいと思われる看板です。
一番古そうな看板では、滝の高さは35mとなっていました。
(後の1枚も、高さの記載箇所は消されてました。)
滝へ降りて行く途中でパチリ。
道路からかなり下りてきまして、少し開けた小さな滝見台みたいになっている感じの場所から。
で、この先が問題なのですが・・・。
滝壺へ向かうルートとして、螺旋階段があります。
フルオープンで高所恐怖症には厳しいのはもちろん、その古さが「人が載っても大丈夫なのか?」と二重の意味で怖いです。
(鎖だけ真新しい銀色なのがまた・・・。)
このようにここからでも十分、落ち口を含め滝の全貌を見ることができますので、一旦はここで引き返そうと思って滝の動画を撮影しました。
しかし、しばらく眺めていると高さには少し慣れてきたこともあり、あまり衝撃を加えないよう慎重に螺旋階段を下りてみます。
螺旋階段の終わりに、「腐食して危険なので通行禁止」という貼紙とトラロープが落ちていました。
ひょっとして、以前に訪問した人間が、封鎖されていたのを捨てたのか?(゜д゜;)
「この注意書きは、あくまで明らかに腐食して穴が開いている最後の2段のこと」と自分に言い聞かせて、ハシゴ階段を下ります。
こんな所を下りてきました。
螺旋階段が十分に大きいならまだしも、小さく狭いので不安感を煽りますよね。
下から滝を見上げます。
いやぁ、写真だと角度が分からないから、上から撮影したものとあまり変わり映えがしない・・・。orz
生身だと、高い滝に近づいた感あるんですが。
滝壺の下流も、また段差となって下に落ちています。
転落防止の鎖が張ってあるので、上から覗き込むことはできません。
(鎖から身を乗り出すのは、何かあっても人がいない場所なのでやめておきました。)
さらに下流方向です。
谷の切れ込み具合がエグイですね。
蝉の渓谷
線ヶ滝に向かう道中、公衆トイレの向かいにずいぶんと立派な駐車場があるな、とは思ったんですよ。
横を通り過ぎる際にバイクを停めて川を眺めている人がいるのに気づいたので、復路で立ち寄ってみました。
ベンチのある小さなスペースが突き出して展望台みたいになっていたので、そこから撮影しました。
滝の表示はありませんが、川に結構な段差があって良い感じ。
水が泡立っている様子から、左奥にも段差がありそうですね。
その左奥の上流を覗き込むようにパチリ。
残念ながら、これ以上右に行くと木の枝が邪魔してよく見えません。
こちらは下流側の風景です。
視界に人工物が入ってくるのが残念ですが、それでも岩の谷間が見事で素晴らしい。
上の写真にある橋の上から。
岩のオーバーハングが、川の水に削られた歴史を感じさせます。
大竹食堂
女傑の滝(群馬県甘楽郡下仁田町)
ルートの調整のためにプロットしただけです。
いやー、これを滝と言っていいのか・・・。
麻苧の滝(群馬県安中市)
麻苧は「あさお」と読みまして、麻の繊維を原料として作った糸(麻糸)のことだそうな。
「麻苧自然公園駐車場」の入り口が、とても分かり難いです。
山中の民家の入り口にあるような、急斜面でアスファルト舗装っぽくない細道は、事前調査していなければとてもここに進もうとは思えない。
奥の駐車場にバイクを停めて、吊り橋まで戻ります。
案内看板だと気楽な遊歩道に見えますが、麻苧の滝までのルートは結構ガチでしたよ。
まずは道を外れて左手に向かい、浄財弁天へ。
こちらは小さいリアルタイプの弁天像ですが、麻苧の滝までの道中の所々に、デフォルメタイプの他の七福神像がありました。
そこから更に踏み跡を奥へ行くと、川の堤の上から小滝を見ることができました。
看板などもなく滝名が分かりませんけど、これが孫滝でしょうか?
少し下流に階段があって堤を下りられたので、滝壺からパチリ。
最初の案内看板には、まるでここまで遊歩道が整備されているように描かれていますが、それらしいものは見当たりませんでした。
東屋を過ぎたくらいにあった滝です。
案内看板と位置が合いませんが、これが子滝じゃないかと思います。
※と思っていたのですが、後で調べたらこれが自行滝で、しかも右半分には水の流れがほとんど無く、流れてなかった左半分に流れる水が案内看板の滝の絵の形になる模様。
滝壺には下りられなかったので、なるべく斜面を低いところまで下りた場所にて。
落差は3mくらいかな?
高さはありませんが、周囲の岩の造形が良いですね。
先ほどの滝の上流にあった、小さな段差です。
案内看板の「行満水」とは、この辺りの流れを指しているのでしょうか?
安産岩です。
風化していくうちにバランスが壊れるんじゃないかと思うと、この下をくぐるのは微妙に怖かったよ。
(ここを避けて進めるようなルートは無かった。)
左手奥に見えるのが、自行滝なのかなぁ?
遊歩道は右手に大きく登り坂になるので、この滝は良く見えるポジションが無かった・・・。
※これは麻苧七滝に入っておらず、自分は子滝を発見できなかった模様。
案内看板に「たきみばし」とある吊り橋の上から、父滝こと麻苧の滝です。
麻苧の滝(父滝)に近づく道すがら、少し左に逸れた場所にほとんど水の流れていない滝がありました。
木の枝葉に隠れていますが、さらに上にも段がありこれが母滝のようです。
小さな壊れかけの木の橋を渡り、麻苧の滝(父滝)に到着しました。
看板には約40mとありましたが、いいとこ25mくらいに見えます。
落ち口っぽく見えるところが実は釜になっていて、奥にまだ上の段があるのかしら?
滝壺に近づいて。
下の丸みのある岩が巨大なので、サイズ感の伝わらない写真だと小さい滝に見えてしまいますね。
動画だと少しは高さが分かるだろうか?
川を渡って、斜め横から見ると下段のダイナミックさが分かります。
これより先の滝に行くには鎖場とかあるらしいので、入山申告もしていないしここで引き返しました。