一二三、サイドスローへ転向 | アマチュア野球をめぐる旅。

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ネットなどで情報が流れていた東海大相模・一二三慎太のサイドスロー転向は事実だったようだ。
昨秋、完成度の高い投球フォームが記憶に新しい一二三だけに少々残念なニュースである。


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以下、スポニチ記事(6月7日付)より抜粋。
東海大相模の一二三慎太投手が6日、帝京との練習試合、ダブルヘッダーに連投した。
センバツ初戦敗退後、春の神奈川大会にも登板できないほど不調に陥った。
門馬監督と話し合った結果、2週間前に上手から横手投げにも挑戦。
この日の第1試合は7回から3回を2失点だったが、第2試合は3回から2回を無失点に抑えた。
指揮官は「サイドからでも力強い球を投げられる。きょうも145キロ近く出ていた」と新フォームに及第点を与えていた。

「沖縄県高校野球連盟主催招待試合(東海大相模対糸満)5月23日開催」
http://www.youtube.com/watch?v=tHJaIT8wmD8
※YouTubeよりリンク

不調の原因は定かではないが、果たしてオーバースローが理由だったのだろうか。
咋秋の関東大会、明治神宮大会と何度か一二三の投球を観る機会があった。
投球内容も去る事ながら、洗練された投球フォームに明るい将来を垣間見たような気がした。
勢い任せではない、完成度の高さと底知れぬ可能性がミックスされた有望な投手であった。

YouTubeの動画を見る限り、オーバーハンドの体の使い方で右腕が横から出ているだけである。
映像2球目のスライダーは大きな曲がりを見せているが、曲がり位置が早く見極めやすい。

夏の予選まで時間は多くなく、一二三はサイドスローで神奈川大会に臨む事になるのだろう。
サイドスローで一二三は新境地を見せてくれるのだろうか。


弊ブログの一二三を取り上げた記事。
「一二三慎太の投球フォーム」(弊ブログ・09年12月11日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-10408348045.html

「一二三、完封で決勝戦へ」(弊ブログ・09年11月19日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-10391630250.html

「一二三慎太の投球レポート」(弊ブログ・09年11月7日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-10382293212.html

「東海大相模に一二三慎太あり」(弊ブログ・09年11月3日付け記事)
http://ameblo.jp/go-baseball-studium/entry-10379627420.html