(ダニエル・シュー 2018年秋の来日公演予定) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きなピアニスト、ダニエル・シューの来日公演予定について書きたい。

彼は今月に来日し、以下の公演を予定している。

 

 

 

 

 

10/23 クラシック 器楽

 

1. 火曜日の音楽サロン Vol.39 ダニエル・シュー ピアノリサイタル

2018/10/23(火) 開演14:00 茨木市クリエイトセンター

モーツァルト:ロンドK.511

ショパン:ノクターンop.62、マズルカop.56、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

シューマン:アラベスク、幻想曲

 

 

 

 

 

 

2. ダニエル・シュー ピアノリサイタル

2018/10/27(土) 開演15:00 多治見/バロー文化ホール

モーツァルト:ロンドK.511

ショパン:ノクターンop.62、マズルカop.56、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

シューマン:アラベスク、幻想曲

 

 

 

 

 

Image with no description

 

3. ピアノ・エトワール・シリーズVol.35 ダニエル・シュー

2018/10/28(日) 開演15:00 さいたま芸術劇場

ベートーヴェン:ソナタ第31番

J.S.バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ

ショパン:3つのマズルカop.56

シューマン:アラベスク、幻想曲

 

 

 

 

 

以上の3つである。

 

 

ショパンとシューマンを中心としたプログラムとなっている。

私としては、世界でも最高度の精緻なテクニックを持つ彼には、昨年のリサイタルで聴いたような(そのときの記事はこちら)、リストやムソルグスキーやバッハ/ブゾーニ(これは上記の埼玉公演でも演奏されるが)といった技巧的な曲をつい期待してしまう。

あのときは、特にリストの「ドン・ジョヴァンニ」の回想がとりわけものすごかった。

しかし、あのときはコンクールの準備があったためにそういった曲を弾いたけれど、彼自身の興味は本来そういう曲にはあまりないのかもしれない。

もちろん、彼には技術的のみならず芸術的なセンスも十分にある。

今回は関西公演があるとはいえ平日の昼なので行けなさそうだけれど、彼がどんなショパンやシューマンを聴かせてくれるのか、興味のあるところである。

 

 


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