(好きなピアニスト 50選) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

昨日、好きなヴァイオリニストの一人であるフリーデリケ・シュタルクロフなどについて書いた。

以前の記事(こちら)にも少し書いたが、「好きなヴァイオリニストは?」ともし問われたら、私はあまり迷うことなく、五嶋みどり、ユリア・フィッシャー、アリーナ・イブラギモヴァの3人を挙げ、それから上記シュタルクロフなど数名のヴァイオリニストを追加で挙げると思う。

しかし、「好きなピアニストは?」という問いには、答えにくい。

私見だが、ピアノではヴァイオリンほどにはテクニックの厳然たる違いが出にくいように思う。

ヴァイオリンでは音を「作る」ところから始めなければならないのに対して、ピアノではとりあえず音が正しい高さで用意されていて、押せばそれが鳴ってくれるようにできているからかもしれない。

ともかく、ピアノにおいては、私にはヴァイオリンほどにはテクニックの違いが気にならず、解釈だとか曲との相性だとかによる様々な演奏の違いを楽しむことができる。

というわけで、好きなピアニストが多すぎて、「誰それが好き」と一概には言えないのだが、かといって、どのピアニストも好きというわけでもない。

好みは、やっぱりある。

せっかくなので、この機に好きなピアニストを50人選んでみようと思う。

なお、ここではクラシック音楽の、かつモダン・ピアノの奏者に限ることとする。

 

 

アルフレッド・コルトー(1877 - 1962)

ヴィルヘルム・バックハウス(1884 - 1969)

ヴィルヘルム・ケンプ(1895 - 1991)

スヴャトスラフ・リヒテル(1915 - 1997)

アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(1920 - 1995)

リチャード・ファレル(1926 - 1958)

フリードリヒ・グルダ(1930 - 2000)

マルタ・アルゲリッチ(1941 - )

マウリツィオ・ポリーニ(1942 - )

マリア・ジョアン・ピリス(1944 - )

 

アラン・プラネス(1948 - )

アンドラーシュ・シフ(1953 - )

ニコライ・デミジェンコ(1955 - )

イーヴォ・ポゴレリチ(1958 - )

ジュリアス・ドレイク(1959 - )

ルイ・ロルティ(1959 - )

エリック・ル・サージュ(1964 - )

ピョートル・アンデルジェフスキ(1969 - )

レイフ・オヴェ・アンスネス(1970 - )

セルゲイ・タラソフ(1971 - )

 

ティル・フェルナー(1972 - )

ニコライ・ルガンスキー(1972 - )

ポール・ルイス(1972 - )

アレクサンドル・メルニコフ(1973 - )

ヘルベルト・シュフ(1979 - )

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ(1981 - )

山本貴志(1983 - )

アンナ・ヴィニツカヤ(1983 - )

ノ・イェジン(1986 - )

Vladislav Kosminov

 

リーズ・ドゥ・ラ・サール(1988 - )

アレクセイ・ゴルラッチ(1988 - )

クレア・フアンチ(1990 - )

アレクセイ・メリニコフ(1990 - )

ファビアン・ミュラー(1990 - )

ステファノ・アンドレアッタ(1991 - )

レイチェル・チャン(1991 - )

石井楓子(1991 - )

ユリア・コチュバン(1992 - )

ドミトリー・マイボロダ(1993 - )

 

中川真耶加(1993 - )

ケイト・リウ(1994 - )

チョ・ソンジン(1994 - )

小林愛実(1995 - )

リード希亜奈(1995 - )

天川真奈

Albert Cano Smit(1996 - )

ティファニー・プーン(1996 - )

ダニエル・シュー(1997 - )

EunSeong Kim(1997 - )

 

 

えいやっ、と選んでみたら、こうなった。

いざ選ぼうとすると、かなり悩ましかった。

決して「時代を代表するピアニスト」ではなく、あくまで「好きなピアニスト」の50選である。

 

 

巨匠たちの多くを、泣く泣く割愛しなければならなかった。

パハマン、パデレフスキ、ドビュッシー、ラフマニノフ、シュナーベル、フィッシャー、ルービンシュタイン、ヘス、ハスキル、ギーゼキング、ティッサン=ヴァランタン、ゼルキン、ホロヴィッツ、リパッティ、ヘブラー、ボールドウィン、グールド、アシュケナージ、バレンボイム、ペライア、ケフェレック、ベロフ、ツィマーマン、プレトニョフ、エマール、アムラン、ハフ、ボファール、キーシンなどである。

 

 

また、若手ピアニストも、何人もあきらめざるを得なかった。

Sélim Mazari、Ismaël Margain、JeungBeum Sohn、Jinhyung Park、Nathanaël Gouin、Ho Yel Lee、チェン・ハン、Jaehong Park、シャオユー・リウ、Ruoyu Huang、Qi Kong、Xiaohui Yang、Denis Zhdanov、シモン・ネーリング、Yuanfan Yang、キム・スヨン、キム・ダソル、Martin James Bartlett、ソン・ユトン、ニコライ・ホジャイノフ、Sun-A Park、セルゲイ・ベリャフスキー、イーケ・トニー・ヤン、ソヌ・イェゴン、キム・ホンギ、アリョーシャ・ユリニッチ、Xingyu Lu、ルカ・ドゥバルグ、ダニール・トリフォノフ、レミ・ジュニエ、ディナーラ・クリントン、キム・ヒョンジョン、アレクシーア・ムーサ、イム・ギウク、マーク・タラトゥシキン、ジュリアン・リベール、デルフィーヌ・バルダン、カティア・ブニアティシヴィリなどである。

 

 

日本のピアニストにも、惜しまれる人がたくさんいた。

内田光子、松本和将、佐藤卓史、務川慧悟、内匠慧、加藤大樹、吉武優、佐野主聞、三浦謙司、寺元嘉宏、野木成也、矢野雄太、齊藤一也、黒岩航紀、今田篤、吉田彩華、高御堂なみ佳、萩原麻未、深見まどか、小野田有紗、古海行子、木村友梨香、丸山凪乃、中桐望、野上真梨子、竹田理琴乃、尾崎未空などである。

 

 

そんな悩ましい中で、勢いで選んだ50人のピアニスト。

別のときに選んだら、また変わることと思う。

皆さんなら、どのピアニストを選ばれるだろうか?

 

 


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