銀さんのリアルなつぶやきブログ -35ページ目

銀さんのリアルなつぶやきブログ

内容はほとんどリアルのことばっかなのでまぁ興味あったらみちゃって~

いまやってるカジノのジュエリースロットがんばってるんで


毎日更新できるかわからない&できたとしても短いかもしれません


そこんとこよろしくで~す


                      *


「えー、ではぁ、今朝のホームルームの議題に入る」


銀八はくわえ煙草の煙に目を細めながら言うと、


くるりと振り返ってチョークを手に取った。


ゴンゴンと音を立てながら、アンニュイな文字が黒板に記されていく。


 休み明けテスト


と書いて、銀八は生徒たちに向き直った。


「が、ある。来週からな。この休み明けテスト、お前ら一科目でもいいから八十点以上取るように、じゃねーと、再来週以降、俺の授業、全部マラソンにするから」


ええーっ、とクラス中がどよめいた。


「以上」


と言って、銀八はそのまま教室を出て行こうとする。


「ちょっ、ちょっと先生!」 


新八は慌てて呼び止めた。 


いくらなんでも、今の言葉だけでは説明が足りなさすぎる。


ここはさすがに声を上げるときだ。


「どういうことですか?八十点以上?」


「そーだ。じゃなきゃ、再来週以降、お前ら全員ランナーズハイな」


「いや、先生、国語教師でしょ。なんで自分の授業をマラソンにできるんですか!」


「じゃ、マラソンしながら『万葉集』でも詠んでもらおうかな」


「難度アップしてんじゃないすか!つーか、それどういうことですか?」


「先生!『万葉集』じゃなくて『古今和歌集』にしてくれよ!」


異議をとなえた近藤くんに、


「どっちでもいいよ!ていうかどっちも嫌だし!」


新八はツッコんでから、銀八に向き直った。


「先生、事情を説明してくれないと納得いきませんよ!」


「しょーがねぇな」銀八はぼりぼりとかいてから、教卓に戻った。


「実はよ、今朝校長室に呼ばれてよ・・・・・・」


話し始めた銀八は、そこで一度言葉を切ると、


「つーか、話すのかったりーから、回想シーンにまとめるわ。次の『*』のあとを読んでくれ」


って、あんた小説をなんだと思ってるんだァァァァ!


新八の叫びも虚しく、回想シーンへ続く。― 


 

                                       つづく


短いね~~






続きから~~


                        *


なんというか、まあ、アンチテーゼに満ちた教師ではある。坂田銀八という人は。


教室だろうがどこだろうが、平気でくわえ煙草。


さらには、教育者とは到底思えない、その死んだ魚のような瞳。


「つーか、おめーらよぉ、俺の登場までに原稿用紙十九枚も使ってんじゃねーよ。待ちくたびれちまったよ」


小説内の人物とは思えない、この不穏な発言。


野放図というか、破格というか、PTAの信頼度ゼロというか、


とにかく教師の典型から大きく逸脱した人物である。


だが、この人が不思議な求心力のようなものを備えていることは事実で、


今こうして銀八が教室に登場しただけで、


あれだけ騒いでたクラスメイトが、とりあえずは席に着き、


彼の方に注目している。


「んじゃ、ホームルーム始めんぞー。日直、号令」


言われて、新八は今日の日直が自分であることを思い出す。


「あ、はい。きりー・・・・・・」


と、新八が言いかけたところで、銀八が待ったをかけた。


「あー待て。今日から号令は『起立』『気をつけ』『礼』『銀魂』にする」


いやはや。百パーセント思いつきのこのプラン。


しかし、反論したところで不毛なやりとりになることは目に見えている。


新八は再び号令をかけるべく口を開こうとした。


と、そこへ声を上げたのが桂くんだ。


「先生!『着席』の代わりに『銀魂』にする意図がわかりません!」


「意図ぉ?」


銀八は片眉を上げ、桂くんを睨んだ。


「意図は生徒手帳の隠しページに書いてある。そこ読んどけ」


「先生!」と続けたのが、いつのまにか丸メガネをかけた神楽ちゃんだ。


「私、生徒手帳、チリ紙交換に出してしまいました!」


「あの小さな手帳でトイレットペーパー何センチもらえたんだ?つーか、お前を出すぞ、チリ紙交換に」と銀八。


「先生!」今度は土方くんだ。


「今、沖田くんの生徒手帳覗いたら、白紙のページに俺の名前が書いてあって、その後ろに×印がたくさん書いてあります!」


「魔太郎か、お前は」と銀八は沖田くんに言う。


「つーか古いよ、漫画のチョイスが」


頃合だな、と思い、新八は口を開いた。


このままみんなにボケ続けられたら、話が進まない。


「きりーつ」


新八の号令に、クラスメイトが従う。


「気をつけー」 「礼」 「銀魂」

 

従順な新八は、言われた通りの号令をかけた。


全員が着席したあと、銀八はこともなげに言った。


「うん、思ったほど面白くなかったから、明日からは元に戻すわ」


もう廃止かよ!新八は思ったが、声には出さなかった。


担任は、いや銀八は思いつきでものを言う―。



                               つづく


今回くそほど終わり方微妙ですがまたつぎも見てください


では~~~