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■【ソチ五輪】キム・ヨナ敗れる!ソトニコワ金メダル


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19日のSPで2位に入ったアデリナ・ソトニコワ(17)=ロシア=が、フリーで149・95の驚異的なスコアをマーク。2連覇を狙ったバンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(23)=韓国=、団体戦ではSP、フリーとも1位の得点で優勝に貢献したユリア・リプニツカヤ(15)=ロシア=らを下し、金メダルに輝いた。フリーで142・71の自己ベストをマークした浅田真央(23)=中京大=は、SPの16位から大きく順位を上げ、6位に入った。日本勢は鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=が8位入賞、村上佳菜子(19)=中京大=が12位となった。

 頂点に立ったのは“絶対女王”でも“話題の超新星”でもなかった。前日のSPで2位に入ったソトニコワが、フリーでも完璧な演技を披露。バンクーバーでキム・ヨナが出した“世界新記録”に迫る149・95を叩き出し。一気に世界を制した。



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■スノボ女子初メダル!ソチ女子1号!智香「満足」銀の輝き

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スノーボードの女子パラレル大回転が19日に行われ、4大会連続出場の竹内智香(ともか、30=広島ガス)が銀メダルを獲得した。予選をトップ通過すると決勝トーナメントも順当に勝ち上がり、準決勝はイナ・メシク(23=オーストリア)に勝利。決勝ではパトリツィア・クンマー(26=スイス)に敗れたが、スノーボードの日本女子に初メダルをもたらした。今大会の日本勢は7個目のメダルで、女子では第1号。竹内は22日のパラレル回転で再びメダルを狙う。

 スタート台に立った時、竹内は4年前とは違う自分の気持ちに気付いた。「支えてもらった日本に感謝して恩返ししたい」。前回は「日本のやり方が正しくないと証明したかった」と考えていた。その違いが成長だった。決勝2回目を滑り終えると笑顔でスタンドに手を振った。その先には日の丸が掲げられていた。

 金メダルを懸けた相手は、直前のW杯でも決勝で敗れたクンマー。左側の赤コースを滑った1回目は0秒3差でリードしたが「青コースの方が若干遅い。0秒5以下はないに等しい」と覚悟。2回目は最後の緩斜面から急斜面に入るところでリードを許し、挽回しようと攻めたところで転倒した。

 「リスクを背負った結果、失敗した。でも全てが正しい判断だったので今は満足している」

 その「判断」はこの日のレースに限った話ではない。トリノ五輪後の07年にレベルアップを求めて海外へ。いくつものチームに断られながらスイスチームに“入門”が許された。練習の合間に語学学校に通ってドイツ語を習得。「チームに残るためムードメーカーを買って出ていた」と生き残るのに必死だった。

 昨春、スイスを訪れた母・裕子さん(59)とドライブに出掛けた。「よくここまでやってきたね」という優しい言葉に、竹内は運転中なのに涙が止まらなくなった。日本にいればしなくてもよかった苦労の数々。「それがきょうの強さにつながったかな」と銀メダルで報われた。

 スイスでの経験に加え、ソチへの転機は昨季から日本チームで活動し始めたことだ。11年に招へいしたスタドラー・コーチから「メダルを獲りたいなら日本の中で応援されて戦うことが大事」と諭され、5年間いたスイスに別れを告げた。それまでは日本独特の団体行動を重視することなどに不満があったが「自分でやる力を身に付けた後に戻ると楽だった」と国立スポーツ科学センターの低酸素トレーニング室など恵まれた施設を徹底活用。決勝まで10本滑りきるフィジカルを磨いた。「環境に満足できない部分もあったけど、今はそれが日本の歴史と納得できる。そういう意味では大人になれたのかな」

 人間的にも滑りの面でも丸くなった。スイス時代のようにエッジを立てた「男子のような」カービングのみを追求するのではなく、板をずらすスライドターンとの使い分けを覚えた。今大会の板も柔らかさを持たせて、幅広い状況に対応できるようにした。それが気温の高いソチでも生きた。

 独立独歩の精神を持ち、一人で立つことのできる人間が、さらに周囲に支えられている。これほど強いものはない。「表彰台に上がれたきょう一日もうれしいけど、この何年間かやってきたことの方が価値があるな」。銀メダルよりも自らの歩んできた道のりを誇るように竹内は言った。
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■五輪=15歳のリプニツカヤ、「ソチ大会の顔」として注目


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ソチ冬季五輪で、女子フィギュアスケートのユリア・リプニツカヤ(ロシア)が同大会の「顔」として注目を集めている。

15歳のリプニツカヤは9日、フィギュアスケート団体の女子フリーで圧倒的な演技を披露。ロシアの優勝に貢献し、冬季五輪ではロシア史上最年少の金メダリストとなった。

リプニツカヤはこれまでほぼ無名だったが、堂々とした振る舞い、持ち前の柔軟性と躍動感に満ちた正確な演技で観客を魅了。男子のエフゲニー・プルシェンコら多くのスター選手を擁するロシア代表チームの中でも、最大の輝きを放っている。

身長158センチと小柄なリプニツカヤについて、地元メディアは「小さな天才」と絶賛。米国のテレビ解説者も、新たなスーパースターが誕生したと口をそろえた。

リプニツカヤは19日にショートプログラム(SP)が行われる個人戦でも、優勝の最有力候補に浮上。浅田真央や五輪2連覇を狙うキム・ヨナ(韓国)にとって強力なライバルとなる。