■【ソチ五輪】真央「涙」で瞬間最高19・5%
21日未明にNHKで生中継された、ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子シングル・フリーの平均視聴率が、関東地区で前半15・1%(午前0時‐同2時)、後半13・6%(午前2時‐同4時15分)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。
瞬間最高は午前1時47分。前日20日の同種目SPで16位と出遅れた浅田真央(23)=中京大=が、序盤にトリプルアクセルを成功させるなど自己ベストを更新する142・71点をマークするフリー演技を終了し、氷上で涙をみせた場面で、19・5%を記録した。
前日SP終了時点で日本勢のメダル獲得が厳しい展開となっていたが、浅田が集大成のフリー演技でリベンジを果たすかにも注目が集まったもようで、深夜帯に異例の高数字をマーク。数字は、前日SPの中継番組の平均11・2%(最高15・1%)を上回った。
■【ソチ五輪】キム・ヨナ、足りなかったのは「熱」 ノーミスの銀 フィギュア
「終わった…」。最後のスピンを止めたキム・ヨナ(韓国)は、ただそう思った。悲しいような、うれしいような、ホッとしたような…。喜怒哀楽が交錯する表情でスタンドの四方に手を振って頭を下げた。「ここに来られて本当に幸せだった」
韓国の期待を背負い、金メダルを目指した前回バンクーバー五輪では、しびれるような緊張感の中、ノーミスで女王の称号を手に入れた。今回は勝手が違った。「最も困難だったのは目的。バンクーバーははっきりしていたから」
マイナスが1つもない美しいスコアを残した。冒頭で、高さ、奥行きともに素晴らしい2連続3回転ジャンプを決めるなど完璧な演技で、女王らしい現役の幕引きをしてみせた。「ミスをしなかった。いい結果よ」と銀メダルを受け入れた。
頂点に届かなかった要因があったとすれば“熱”だった。演技構成はバンクーバーからほぼ変わらず今大会は燃える目的も失った。体に刻みこんできた流れるような滑りは、「演じる」ものから「こなす」ものになっていたかもしれない。
すべては終わった。昨年の世界選手権を制して3人のソチ五輪出場枠を獲得、2018年に母国で開かれる平昌五輪に向け、後輩を大舞台で滑らせることもできた。「今後の詳細は決まってないの」。女王は圧巻の滑りをリンクに描き、氷を降りた。
|
|
|
|








