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グッドネーバーズ・ジャパンのブログ

~こころを守る。身体を守る。~ 
グッドネーバーズは、日本国内を含む世界40カ国以上で子ども支援、開発、緊急支援活動に取り組む国際NGOです。

こんにちは。 岩手事務所の高久です

最近猛暑の日が続いていますね
夏の短い岩手でもいよいよ本格的な夏の到来です

7月21日(土曜日)は大槌町のみどり幼稚園で夕涼み会がありました

今回は、主催のNPO ASSIST SANRIKUさんから声をかけていただき、グッドネーバーズ・ジャパンから高久が当日の運営スタッフとして参加しました

15:00の開始に先立ち、2時間前に会場入りし準備に追われていました。
かき氷、ポップコーン、焼きそば、フランクフルト、おでん等の食べ物コーナーのほか、子どもたちのお楽しみとして、金魚すくいやヨーヨーブースなどが設置され、幼稚園の園庭が夏祭りの会場のようになりました

15:00の開始時間時には、子どもたちや、お父さん、お母さんが次々とやってきました。
 夕涼み会の様子

一番人気は、金魚すくいとヨーヨーブースで、直ぐに子どもたちでいっぱいになりました 
 大人気のヨーヨー

金魚すくい 
ヨーヨーをしたり、じゃんけん大会をしたりと子どもたちは夕涼み会を満喫している様子でした

最後は、子どもたちが輪になって踊りを見せてくれました
園児たちの踊り1 

園児たちの踊り2 

この会の最後に園長先生がこんなことを仰っていたのが印象的でした。

「夕涼み会は毎年この時期の恒例のイベントです。
毎年当たり前の様に行ってきたことを今年度は頑張って実施していきたいです。」

昨年度は、どこの幼稚園・保育園も与えられた環境の中で精いっぱい保育を行ってきました。 
今年度からは、昨年度にできなかった“今まで通り”とか“当たり前のこと”を目指しています。

1日でも早く、先生たちの目指す“今まで通りの保育”が行えるようになる日が来ることを願いつつ、これからも幼稚園・保育園を対象にした活動を行っていきたいと感じました。

みなさんこんにちは、岩手事務所の上柳です

前回(→『「子どもだもん。外で思いっきり遊ぶべし!」プロジェクト始動』)に引き続き当プロジェクト第2回目を実施しました

7月18日(水)に安渡保育所の園児12人と先生3人がピクニックへ行きました
行き先はこすもす公園です。
安渡保育所は以前にグッドネーバーズ・ジャパンが砂場を支援した保育所でもあります。
(→安渡保育所砂場作成のブログ)

当日の天候は晴れ
又、大槌観光様の計らいでウルトラマンが描かれたバスを利用することができ、当日は地元でボランティアをしている方が遠足に同行してくださいました

ウルトラマンバスに大はしゃぎの園児達 
 ウルトラマンに大はしゃぎの園児たち
大槌町から約40分バスに揺られ、こすもす公園へ到着しました 
 コスモス公園に到着

年長さんは木製すべり台へ挑戦し、
年少さんは小さな噴水の周りでビショビショになりながら走り回っていました
        
 あそぶ子ども達

あそぶ子ども達 

コスモス公園にはボランティアさんが作った石窯があり、なんとピザ作りを体験することが出来ます。ピザの具には、コスモス公園内で採れた野菜を使います。
今回、コスモス公園藤井さんご夫婦が朝から仕込みをしてくださり、安渡保育所の園児達もピザ作りに挑戦しました
それぞれ好きな具をピザにのせ、焼きあがるのを楽しみにしていました 
 ピザ作り
できあがったピザの一例です。
ピザ完成 
皆「美味しい」と喜んでいました  
 
その後、園児と先生はバスへ乗り、無事保育所へ帰り着きました。
 バスに乗る子ども達
さてこれからお昼寝の時間かと思いきや、まだピクニックは終わっていませんでした。
一人の園児が砂場の付近にきのこが生えているのを発見しました
他の子たちも珍しいきのこに興味津々で一同大騒ぎになりました 
 きのこを発見した様子
何の変哲もないきのこ一つでも子どもにとっては関心の的です
私はいつも子どもの探究心に驚かされます
こうやって子どもは成長していくのだと感じつつ、大人になってもその探究心を忘れて欲しくないと思いました。

このような行程で、安渡保育所7月のピクニックは終了しました。

ピクニック後、芳賀所長からは「皆すごく楽しんでいました。外で思いっきり遊ぶということは、普段出来ないことなので、本当に有り難いです。」と言って頂きました
所長から頂いたこの言葉に、このプロジェクトの全ての目的(→前回ブログ)が込められていると思います。

これからも継続的に園外保育の機会を提供できればと思います
今後のピクニックも楽しみです

又この場をお借りして、同行して頂いたボランティアの方へお礼申し上げます。
猛暑の中、ピクニックのお手伝いをして頂き、大変助かりました。ありがとうございました。今後とも、宜しくお願い致します。

岩手事務所 上柳

こんにちは。岩手事務所の上柳です。
私が4月にグッドネーバーズ岩手事務所へ赴任してから、大槌町と釜石市の幼稚園・保育園のニーズ調査を行ってきました。 

ニーズ調査を行う中で、震災から1年以上の月日が経っているにも関わらず、園庭のない園と出会う機会が多くありました。その際に先生たちの口から出た言葉は「津波に園を奪われ、仮設園舎で保育する中で、せめて外で遊ぶ場所があれば嬉しい」「園児たちを広い公園でのびのびと遊ばせてあげれば良いのですが。」という様なものばかりでした。
我々グッドネーバーズ・ジャパンは子どもの成長過程に外遊びは欠かせない事や、園によって支援格差が出ていることを考慮し「こどもだもん。外で思いっきり遊ぶべし!」プロジェクトを立ち上げることを決めました。 

※我々は外遊びのニーズに応えるプロジェクトとして、以前にこのプロジェクトの他に「安渡保育所砂場プロジェクト」を実施しました。
詳しいお話はこちら

「震災以前のように、外で思いっきり遊ばせたい!」という、先生方や我々、そして園児の願いを叶えるべく、私達は試行錯誤しながら協力団体や公園を探しました。そして我々と同じ思いを持った東日本大震災子ども支援センター様と創作農家コスモス様のご協力を得て7月13日(金)鵜住居保育園を対象に念願のピクニック第1回目を行うことができました! 

当日は天気にも恵まれ、朝から園児たちは「ピクニックに行くのー!!」とウキウキでした。総勢約40名小型バス2台で移動し、無事こすもす公園へ到着しました。 


到着後、直ぐに大きな木製すべり台に興味津々の園児達。  
 

 遊ぶ前に、こすもす公園の藤井さんご夫婦にご挨拶をしました。         

  
その後、下見を行っていた保育園の先生たちによる公園案内がすみ、園児達は四方八方へ走り出しました!  

 


やはり一番人気は木製すべり台です。体が小さい子も大きい子も一生懸命登っては「もう一回!」と言って何度も挑戦していました。 

 園児達の溢れんばかりの笑顔と歓声が公園中に広がっていました。又、それを見ている先生方や関係スタッフの笑顔もはじけていました。


最後に先生が「たのしかったひと―?」と聞くと皆「はーい!」と元気良く手を挙げていました。

  
公園で思いっきり遊んだ後は近くのコミュニティセンターでお弁当を食べました


その後、バスに乗り無事自分たちの園に帰りました。

私が20分遅れ着いたときには園児は全員スヤスヤと眠っていました。とても暑い日でしたが、無事第一回ピクニックを終えることができました。

先生からも「本日はありがとうございました。園児達も久々に外で思いっきり走り回って、ぐっすり寝ています。是非また宜しくお願いします。来月が楽しみですね。」とのお言葉を頂けて私もホッと一安心しました。 
「子どもが外で 遊ぶ」一見当たり前のように思える光景ですが、被災地ではそれが普通ではありません。先生方は園児に満足に外遊びをさせてあげられない環境の中、近くの小さな広場を見つけて遊びに行ったりと自分たちで工夫し、何とかこの厳しい環境に適応しようと懸命に保育してきました。

震災後も保育園や幼稚園の先生方は頑張り続けています。このプロジェクトは園児だけでなく、先生方に対して震災以前の保育環境に一歩でも近づく手助けをし、少しでも心に余裕を持ってもらう事で園児も先生方も心身ともにリフレッシュできる時間を提供するという狙いもあります。 

今後継続的にピクニックを実施するにあたり、少しずつではありますが園児と先生方の心の復興を手伝えればと思います。

 又、この場を借りて、関係者の方々へお礼申し上げます。バスをご支援して下さった東日本大震災子ども支援センター様、遊び場をご支援して下さった創作農家こすもすの皆様の温かいご支援のお陰で「こどもだもん。外で思いっきり遊ぶべし!」プロジェクトが始動できました。皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。 

我々は冒頭でも述べたように外遊びが子どもの成長過程において欠かせないことや、子どもも大人も心身ともにリフレッシュする機会となるとの判断から、各園最低月1回はピクニックを開催していく予定です。 

今後とも皆様の温かいご支援とご協力を宜しくお願い致します
 
上柳 追記:この様子が7月18日の釜石復興新聞に掲載されました!

 

「こどもだもん。思いっきり外で遊ぶべし!プロジェクト」開始しました(グッドネーバーズ・ホームページ