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グッドネーバーズ・ジャパンのブログ

~こころを守る。身体を守る。~ 
グッドネーバーズは、日本国内を含む世界40カ国以上で子ども支援、開発、緊急支援活動に取り組む国際NGOです。

こんにちは、岩手事務所の高久です。

岐阜県坂祝町の中高生が大槌にきました。 

8月4日(土)、岐阜県坂祝町から、ボランティア有志団体「さかほぎ・つながレンジャー」の皆様が岩手県大槌町を訪れました。 参加メンバーは、中学生、高校生18名と保護者の方々です。 同団体様は以前にも何度か大槌を訪問し、泥出しなどのボランティア活動を実施されていました。  

今回の訪問の目的は大槌の地元の人たちとの交流でした。グッドネーバーズ・ジャパンは、地元の団体である一般社団法人おらが大槌夢広場様と共に、受け入れ及び、ツアーのコーディネートをいたしました。  

9時30分、さかほぎ・つながレンジャーの皆様が大槌町に到着しました。当日は大槌の中学生・高校生5名も参加し、おらが大槌復興食堂内で、簡単なブリーフィングを受けた後、大槌中学校を訪問し、ブラスバンド部の演奏を聴きました。大槌中学校ブラスバンド部の皆様は感謝の気持ちを込め、いきものがかりの「ありがとう」を演奏してくれました。

大槌中学ブラスバンド部の演奏の様子

その後、大槌町観光をしました。最初に向かったのは、大槌町の赤浜地区でした。赤浜地区からは、大槌町のシンボルである、ひょっこりひょうたん島のモデルになったとされている蓬莱島(ほうらいじま)を見物しました。

赤浜から見える蓬莱島
 
蓬莱島の前で記念撮影

次に津波の被害を受けた旧大槌町役場を訪れました。おらが大槌夢広場の小川様より、津波当時の状況の説明を受けました。そして全員で黙祷を捧げました。 
 
旧役場前で黙祷を捧げる皆様の様子

続いて、町を一望できる城山に登り津波の被害の様子を山の上から見学しました。おらが大槌夢広場の小川様から、震災前に同じ場所(城山)から撮影された写真を使いながら、津波被害の大きさについての説明がありました。
震災前にはぎっしりと家々が立ち並んでいた大槌の町が、津波により現在では更地になっているという現実を直接目の当たりにした中学生・高校生たちは、大きなショックを受けている様子でした。

お昼ごはんを食べた後は金沢地区へ移動し、農家さんの畑にて、ジャガイモの収穫をお手伝いしました。大槌の中高校生5名も一緒に収穫を手伝い、泥まみれになりながら、みんなで一緒に作業をしました。  


ジャガイモ掘りの様子

 
収穫したジャガイモ

16時、すべての作業を終了しいよいよお別れです。坂祝の高校生たちから、大槌の中学生たちへ、みんなの想いが綴られた色紙が渡されました。 


色紙を渡す様子

さかほぎ・つながレンジャー代表、永田様が今回のツアーを振り返りこんなことをおっしゃっていました。

 「坂祝の中高生と大槌の中高生の交友の場をもちたい。初めはただ頭に思い描いた空想にすぎませんでしたが、実際に大槌に来ることができ、地元の中高生や農家の方々とも交流ができました。最初に思い描いていたことを実現することができ、参加した中高生たちも得るものが大きかったようです。」  

今回は岐阜県坂祝町から大槌を応援したいという方々の思いを実現するお手伝いができたことを大変うれしく思います。 また、ツアーコーディネートにあたり、地元団体である、おらが大槌夢広場様のご協力を得ることによりツアー全体をより質の高いものにすることができました。

地元で自らが被災経験を持つ方が直接震災当時の様子を説明することにより、被災地の生の声を聞いてもらうことができました。また、グッドネーバーズの普段の活動の中で培われた人脈や地元の人たちとの信頼関係を駆使して、地元の中学生・高校生に参加してもらうことができました。これにより、今回のツアーの一番の目的である坂祝の中高生と大槌の中高生との交流を実現することができました。 

これからも、他の団体や地元の方々との関わりを大切にしながら活動を続けていきたいと感じました

はじめまして、企画インターンの大木です
企画インターンは、主にグッドネーバーズ・ジャパンの自主イベントの企画・運営を担当しています。7月10日(火)に私が通っている拓殖大学国際学部で企画インターンとして初のイベント、
「国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン トークイベント 」
を実施しました
このイベントは、国際協力に関心の強い学生にグッドネーバーズ・ジャパンの活動を知ってもらうだけでなく、NGOスタッフとしての話も聞いてもらいたいと考え、企画・実施しました。

当日、私が所属している石川ゼミの2年生の授業の時間をお借りし、2年ゼミ生はもちろん他学部からの学生を含め、21名が参加してくれました
国内事業部から本城スタッフ海外事業部から高垣スタッフを招いて、国際協力やNGOに関心のある学生たちに1時間半を3部に分けてお話していただきました。

第1部に本城スタッフから「グッドネーバーズの活動・日本国内での活動」として、グッドネーバーズとはどういう団体なのか?グッドネーバーズ・インターナショナルの活動や日本国内での活動を説明していただきました。
最後に本城スタッフが「ボランティアは『自ら、誰かのために、何かをすること』であって、寄付は『誰かを信じて、託すこと』」と話されていたのを聞いて 、どちらも誰かのためにアクションを起こしていることなんだと気づかされたのがとても印象に残っています

 
 
第2部で高垣スタッフから「グッドネーバーズ・ジャパンの海外事業部について」というテーマで、グッドネーバーズ・ジャパンとして事業を実施するまでのプロセスやその事業の資金調達のお話をしていただきました。
普段、国際協力の授業で聞いている専門用語が、実際の国際協力の現場でどのような意味や役割を果たしているのか、 高垣スタッフからのお話で理解を深めることができました。

 
 
最後にお二人に「グッドネーバーズ・ジャパンを含め国際協力の業界に入ったキッカケ」を聞かせていただきました。
最初に、お二人にいつ国際協力に興味を持ったのか、どうやってグッドネーバーズ・ジャパンに就職したのかを話してもらいました。最後には今後の予定なども話していただき、学生からの質問にも率直に答えてくれました。
トークイベント終了後にも、何人かの学生が残って熱心に本城スタッフや高垣スタッフに「青年海外協力隊について」や「企業とNGOの違い」などさまざまな質問をしている姿が見られました
企画インターンとして、このイベントが参加者の方々に最後まで関心をもたれるものになったのを実感できて、とても嬉しかったです

今後は一般の方も参加できるようなさまざまな自主イベントを企画・開催していきますので、これからよろしくお願いします

 

こんにちは、岩手事務所の高久です

私は今年の2月に岩手事務所へ赴任し、それ以来、幼稚園・保育園を対象にした心のケアプロジェクトを担当してきました。

私が赴任して間もない3月のことでした。
アセスメントに伺ったある保育園の事務局長から紹介を受け、東日本支援クレヨンネットチーム岩手様の行うアートセラピー活動を見せていただく機会がありました

部屋いっぱいに敷き詰められたシートの上に、ぬり絵、画用紙、クレヨン、絵の具、紙粘土、折り紙など置いてあり、子どもたちは自由に好きなことをして楽しんでいました
正直、岩手に来て子どもたちがこんなにいきいきと楽しそうに遊んでいる姿をはじめて見ました。

「この活動を大槌の幼稚園・保育園にも取り入れたい」
そう思った私は、プロジェクトを作り、東日本支援クレヨンネットチーム岩手様から講師を派遣していただくための準備を行ってきました。
また、アートセラピーには大量の画材が必要になります。
そこで一般社団法人SAVE IWATE様InterFM様のご協力を得て、日本全国の皆様から必要な画材を支援していただくことができました

そして、今月からいよいよ大槌町の幼稚園・保育施設でアートセラピー活動を開始することができました


【7月23日、おさなご幼稚園】
アートセラピーを行うためには、施設を汚さないために養生します。
会場いっぱいに敷き詰められた養生シートの上で我々が準備を行う様子を見て、子どもたちは興味深々でした。
 
準備の様子

準備が終わり、講師の川村久子先生から今日の説明がありました。
「なんでも好きなことをしていいですよ」
と先生が子どもたちに伝えると、子どもたちはシートの上でおもいおもいにぬり絵やお絵かき、粘土を楽しみました
 
 
水彩絵の具を使用している子どもたち
 
子どもたちと粘土であそぶ東江スタッフ 


子どもたちがのびのびと創作活動を行う様子を見ることができました


【7月26日、大槌町託児所】
大槌託児所は園児が6人という小規模の園です。
開始直後は先生の顔を伺いながら遠慮気味にぬり絵をしていた子どもたちですが、徐々に好きな絵を描いたり、折り紙をしたりと楽しんできている様子でした
 
託児所のアートセラピーの様子

 

この日の一番人気は紙粘土でした。 お魚やお団子などを作って遊んでいました。
 

講師の川村久子先生が「粘土に色をつけてもいいよ」と子どもたちにお話しすると、筆で好きな色を塗りはじめました。
色を塗り、粘土をこねていると次第に粘土は綺麗な色に変わっていきました。
子どもたちの好奇心は止まりません
絵の具の入ったトレーに粘土を直接つけはじめました

 

手の汚れなど気にしません
さらに、川村先生が持ってきた木工用ボンドも紙粘土に混ぜ遊びはじめました。

子どもたちの想像力のままに、好きなように表現してもらうことによって、子どもたちが内に秘める想いを発散してもらうというのがアートセラピーの目的です。
川村先生によりますと、定期的にこの活動を実施することによって、子どもたちの表現する色使いが豊かになってくるそうです。

今後の活動が楽しみです。